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「Food Camp」は飲食業と農家を救うかもよ?という話

最近、イベントが立て込んでいて、いつになく記事が渋滞気味になっているヤマダ(@sweetsbenrishi)です。

今日は「Food Camp」というイベントについて紹介します。素晴らしい食のイベントなんです!

「Food Camp」とは

Food Camp」とは、孫の手トラベルさんが企画する日帰りバスツアーの名称です。

「Farm to table(農場から食卓へ)」の思想の下、福島県の農園・農場・牧場に一日限りの青空レストランを開設。腕自慢のシェフがその地で採れた作物の素材の良さを極限まで引き出した絶品料理を提供する。生産者の人たちと触れ合いながら料理を楽しむ。そんなバスツアーです。

今回のツアーのテーマ食材は初摘みいちご

今回、ヤマダが参加したツアーは、「おざわ農園完熟苺 コースランチツアー」というツアー。

本来は5月に行われるはずだったツアーがコロナの影響で延期。苺のシーズン初めに初摘みのフレッシュな苺を楽しむツアーとなりました。

おざわ農園」の小澤さんはとちおとめに惚れ込み、他の品種は扱っていないというこだわりの方。このこだわりの苺を郡山市に店舗を構える「Best Table」の芹沢シェフが調理をするという企画です。

料理を楽しむ前にまずは食材と触れ合う

「Food Camp」ではいきなり美味しい料理にありつけるわけではありません(笑)

まずは食材と触れ合うところから。今回は小澤さんから、苺の栽培に関するご説明を伺い、実際にハウスの中で苺を観察し、摘み取り、自分の下で味の違いを感じてみる。同じとちおとめであっても生育の状態によって味は違います。葉が反り返るように開いているものが美味しいとのこと。

料理は食材を様々な調理法で味わう

食材には色々な顔があります。それを存分に引き出してくれるのがシェフの腕です。

「Food Camp」の料理には、ただ美味しいというだけでなく、生産者が丹精込めて育てた食材の良さを存分に引き出すという思想が感じられます。

芹沢シェフも苺という素材に向き合い、創意工夫を凝らした料理を出してくれました。例えば、苺と海老をサラダ仕立てに、まだ青い苺を野菜に見立てて使う、苺にココナッツミルクやシーズニングソースを合わせてエスニック風にと、変幻自在。

苺を料理の素材としては一般的ではないですよね。お見事でした。

この素晴らしい料理に関しては追って情報を追加したいと思います。

「Food Camp」というイベントの意義

ヤマダは、「Food Camp」が提供しているのは苺や料理ではないと思っています。食体験です。

生産者である小澤さんの話を聞くと、どれだけ手間暇と愛情をかけて苺を作っているのかがわかります。芹沢シェフと話をすると、素材を生かしたレシピを作るのにどれだけ頭を悩ましてきたかがわかる。

それを理解した上で、その良さを存分に引き出した料理を頂く。丹精込めて作った、大自然の中で育まれた命を頂く。

そうするとね。ありがたみが違うんですよ。料理を頂けることのありがたみが。

普段、当たり前に食べている食事。ともすると、お腹を満たすことにしか頭がいかない。でも、生産者の小澤さんの顔を見て、その人が作った食材を頂いていると思ったら、少しでも無駄になんてできませんよ。

今、コロナの状況下で生産者も飲食業の担い手も苦戦を強いられています。でもね、沢山の人がこういう食体験をして食材に対するありがたみを知れば、その人達を応援してあげたいって思うんじゃないかな。

GoToEatもいいよ。でもね。あれは根本的な対策じゃない。長い目で日本人の食に対する意識を変えていかないと。命の恵みを分けてもらってるって意識を持たないと。

そういう意味で、僕らに食の体験を提供してくれる「Food Camp」は飲食業と農家・生産者を救うかも?と思っているヤマダなのでした。

では今日はこの辺で。


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