自ら別世界へ旅立つことに思うこと

またセンシティブなニュースが飛び込んできた。一晩経っても信じられない。ニュースをみることで現実を受け止めたい反面、やはり心がざわつくし悲しくなるのでできるだけ離れている。それでも、私の頭から心から湧き上がってくる思いや感情を一人では抱えきれないので、ここに綴ろうと思う。

彼であり、彼女であり、そのどちらでもないその人の動向はワクワクしていた。心優しく、自分の信念を強く持って発信している姿にエンターテイナーとしても人としても興味深かったのだ。その人にとって極端なその選択しかなくなってしまった理由はきっと複雑で、私たちには理解できないだろう。それなのに、憶測で決めつけて、憶測することを楽しんで、さらに誹謗中傷を重ねていることが見えてきてしまうのだ。

自死、自殺というが、私は立派な他殺だと思う。言葉の暴力もそうだが、社会による殺人だと思う。生きづらさを生み出してしまっている社会の責任だと思う。

あの日、この世に生き残る選択をした私一人では変えられないけれど、noteなどのSNS、自分の生活範囲で自分の考えを発信したり、「ま、なんとかなるっしょ」とくらいには思えるような繋がりを作っていったり、選挙等で政治参加したり、やり方はたくさんあるだろう。

みのりもちこ

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