グループワーク【アウトプットシリーズ】

続くかどうか分かりませんが、日々の所感を織り交ぜながら勉強している事をアウトプットをしてみたいと思います。
愚痴多めかもしれません😅

グループワーク

グループワークはソーシャルワークの1つの形態です。
シュワルツさんによるとグループワークの展開過程は準備期、開始期、作業期、終結期に分けられます。

私のクラスはただいま作業期の真っ只中です。
作業期と言うのはグループが目標達成のために動く時期です。人間関係が深まるとともに様々な葛藤も起こる時期です。
クラス内のあちこちで、それぞれの見解による他者への批判の言葉を耳にするようになりました。まさに作業期です。

コノプカさんはグループワークの原則を14項目挙げられているのですが、その中に葛藤解決の原則というものがあります。
作業期にはどうしたって葛藤が起こる。
支援者は、葛藤が起こらないようにするのではなく、メンバー内で解決していけるように側面的に援助する、とされています。

私もグループのメンバーの一人な訳ですが、立場上(学級委員さんみたいな事をしていて)色んな話を聞いてしまうんです。
今までは相談という形で話を聞く事が多くて、それは対して負担ではなかったのですが。
最近は周囲に対する不満や批判の声が増えてきて。
それがしんどくなってきています。
そして私の中にも色んな不満が渦巻いているんですよね。

まだ余裕があった開始期〜作業期なら多分受容出来ていたと思うんです。
受験がリアルに迫ってきて、みんなピリピリし始めています。

グループワークって、そのグループ全体で達成したい目標があって、それを1つのプログラム活動をする事で達成していくんです。
私達には国試に受かるって目標があって。
今年はコロナ禍があり、学びのスタートが遅れてしまって。
その分、開始期にはみんなで頑張って行こうって雰囲気が強く出来上がりました。
そして作業期に入って当然のように葛藤が始まった訳です。
今まさに作業期を絶賛体験中な訳です(笑)

グループワークの終結期には、終わってしまう寂しさと次のステップに繋がる思いが巻き起こるそうです。
参考書的には、活動の評価を行いまとめをする段階で、成果や今後に向けた課題や思いをメンバー間で共有し、今後の生活で活かせるように(支援者は)支援する時期だと言う事です。

良い形の終結期を迎えるために、この作業期の葛藤に向き合い乗り越えていきましょう。それしかない。

ちなみに、グループワークのプログラム活動(みんなで行うプログラム)って、別に完結できなくてもいいんだそうです。
要は、プログラムは個々の課題を解決するための手段なだけで、プログラムを完遂する事自体が最終目標ではないのだと。

とはいえ、私たちの場合、個々の目標も全体の目標も資格取得にあるので、達成しなきゃいけないんですけどね(笑)

何だかんだ言ってきましたが。
学校での多少面倒くさいコミュニケーションは、私にとっては盛り沢山な学びなんですよね。
自分はこんな風に不満を持つんだ、どんな種類の批判的言動に対して腹を立てるのか。
私自身の強み。それぞれの人の良いところを見つけるのが上手い事、それを結構ガンガン褒めれちゃう事。
案外計算しまくって行動している事。
負けるが勝ち、と思っている事。
全部、今年気がついた(自己覚知できた)事です。

うん。やっぱりこの一年はグループワークを実践してるんだな。
納得です。

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