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イントロから、まるでサクセスストーリーの主人公のように

どんな時に音楽を聴くのか、と聞かれたら
大体いつも になる。
私は楽器をやっているので耳コピだったり分析だったりで聴く時間も多いけど日常を、曲のパワーで彩ることがとても好き。

特に新幹線や、旅行へと向かう特急電車で聴く音楽は、めくるめくこれから待ってる楽しいことへの期待感を増幅させてくれる。

素晴らしい曲が数多ある中で、私にとって確実にテンションが上がりそれはそれは即座に人生に輝きをもたらしてくれる曲は

David Lee Roth の Just Like Paradise !!

見よ、この勇敢たるジャケットを!!
ザ 80年代な陽気ハードロックサウンドでこの世の憂いを吹っ飛ばしてくれる勢い。

電車に乗り、目を閉じて再生ボタンを押せば
これから始まる旅に胸が高鳴る。
窓の外は青い空、そして青い海が広がっている。。

実際に電車が走っているのはその光景ではなくても、脳内のポジティブ妄想は止まらない。だって、行き着く先は just like paradise なのだから。

※ちなみにこの曲に関しては歌詞は全く無視しそのサウンドをメインとして上記のように解釈している

お気づきの方もいると思うが、80年代ハードロックは私の好きなジャンルの一つ。
ボーカルの迫力のボイス、恥ずかしいくらい陽気なミュージックビデオの映像、楽器隊のマッスルさ・・・ 
底抜けに明るく、それでもって泣きのギターソロを入れてくる部分もあり、メロディーもキャッチーで甘美・・
そんな魅力にハマってしまった。
今時のエレクトロで洗練されたサウンドにはない、男臭い魅力がある。

その中で、この Just Like Paradise は、どんなに鬱々とした気分を引きずっていても瞬時に光を差し込んでくれるまさにお守りのような勝負ソングなのだ。

そしてこの曲のカバーで、好きなバージョンがあるので紹介したい。
映画 Rock of Ages でキャストの方々によってカバーされているバージョンの
Just Like Paradiseだ。

このバージョンはオムニバス形式になっていて、
Night Ranger の Sister Christian 、Poison の Nothin' But A Good Time 
とともにカバーされてシームレスに演奏されている。

共に歌手を志している女の子と青年が、歌っていて若さあふれるパワフルな歌声にキュンとする。
女の子のハイトーンボイスは爽快で非常に気持ちがいい。
こちらは原曲とはまた違う魅力があり、若さとフレッシュさに満ちており元気が出る。
私自身、転職をして心機一転のタイミングで毎日通勤時にこの曲を聞いて自信を鼓舞していた。
そして実際に環境の変化による困難さを乗り越える力を授けてくれた。

映画のストーリーの中では、ミュージカルのようにシーンの一つで歌われていて音源だけで聴くよりも迫力が倍増してさらに楽しめる。

この曲に限らず映画 Rock of Ages はハードロック好きにはたまらない作品なのでサントラに入っている曲は基本的にオススメしたい。
映画のストーリー自体は好き嫌い別れる気もするが、音楽好きはエンターテイメントとして十分楽しめる気がする。

このように、原曲、そしてカバーバージョンでも楽しめる
Just Like Paradise。

そう、一度イントロを聞き始めればまるでサクセスストーリーの主人公になったような気分になれる。


これが #私の勝負曲

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