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面接で大切なのは、“ザラっとした”部分

こんにちは!
アナウンサー受験のプラットホーム・井上智惠です。
大学4年生のキー局アナウンサー試験は終盤に差し掛かってきました。
残る局はTBSということで、
一旦キー局でアナウンサー受験を止める人、
そして、やめずに地方局を目指したい人、
この二つの道に分かれていきます!

アナウンサー試験で、ESが全く通らない!
という人が大変多いため、そのような方のサポートが多いのですが、

中にはESは7割くらい通りますよ…という人もいるのです。
その学生さんのESを拝見すると、
すごいすごい!
局によって特徴を捉え、
書き方、表現方法までも変えて、
まさに、真面目なラブレターのような形に仕上がっているのです。
言うならば、初めましての相手に渡しただけで、好きになってもらえるくらいのラブレター💌

私の学生の頃は、ここまでなんて全くできませんでしたから、尊敬の気持ちを素直に持てます!

ただ、ESが通りやすい人が、
面接に通りやすいとは限りません。

面接に行けたとしても、
1-2次面接で落ちてしまうことも多いのです。

全員ではありませんが、
私の分析では、
ESを完璧なラブレターとして仕上げることのできる学生さんは、
面接も、結構完璧です!
受け答えもスムーズで、内容に困る質問が来ても、外には慌てていることを見せないで、スラスラと答えられる人もいます。

アナウンサー試験以外だったら、もちろん通るだろうな…という印象です。

しかし、アナウンサー試験はどうでしょうか…
面接官は、完璧にスラスラと答えられる人を求めているのでしょうか…

アナウンサーは、発言に注目してもらったり、気になってもらえるような持ち味が必要なのです。

原稿を読むにしても、スラスラと読み過ぎる人は内容が伝わってきませんし、
リポートにしても、暗記したようなコメントは視聴者に伝わりません。

言うなれば、面接官に突っ込んでもらえるような
【ザラっと感】がもっと必要なのです。

ザラっとした部分(気になってもらえるきっかけ)がある人は、今後アナウンサーとしてテレビに出た後も、視聴者に気になってもらえる話し方のできる人です。

初対面の面接官が感じたあなたの印象が、今後テレビを見ている視聴者の気持ちにも直結するのですから、この【ザラっとした部分】を面接で出していくことが大切なのです!

どんなことかというと、
・面接官の質問に対して、スラスラ答えすぎない(少し考えるそぶりをしてみたり、言葉に詰まってもOK)
・回答はできるだけ短くし、会話を楽しめるようにする
・気になってもらえるようなワードやエピソードを入れてみる
・この子面白いな…と思わせるようなサービス精神

こんなことが大切です。

いかがでしょうか?

あなたはどうですか?


★★★★★インフォメーション★★★★★

アナウンサーになりたい方に伴走する、
アナウンサー家庭教師ですが、
現在、また1名生徒さんが増え、
定員+2名と定員オーバーとなってしまいました。
しかし、私には同じ志をもったアナウンサー仲間がいるので、ご希望をいただきましたら、
私ができるときは対応させてもらい、
それ以外は各局で経験を積んだ他のアナウンサーで対応できたりも可能ですので、お気軽にご相談下さいませ。


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