CAからアナウンサーへの転職
こんにちは!アナウンサー試験のプラットホーム・井上智恵です。
本日もアナウンサーを目指す社会人にレッスンを行っていました。
オンラインって本当に便利で、今私の生徒さんは北は北海道から、南は鹿児島までいます!(沖縄からも問い合わせ来ないかな…笑)
学生、社会人、皆さん課題は様々ですが、
私の周りにはだいたい似た境遇の人がいるので克服方法を一緒に考えています!
その中で、きょうは、
前から結構いるな…と感じていた、
CAからアナウンサーへの転職についてお伝えします!
実際に私の周りにも、青い航空会社さん、赤い航空会社さん、外資系航空会社問わず、もともと大学卒業後にCAになってからアナウンサーに転職され方、もしくは局でのアナウンサーとしての実績がなくても、CAからフリーアナウンサーになっている人がいます。
少し話は飛びますが、私は大学生の頃、某航空会社の面接のかなりいい所までいっていたのですが、アナウンサー試験と日程が被って後者を選んでしまったという思い出もあります。
同じように、並行して就活されている方もいるかもしれません。
または、学生の頃はCAしか受けていなかったけど、CAとして働いた後にアナウンサーに魅力を感じたというひともいると思います。
アナウンサーとCAの一番の共通と言えば
【局(航空会社)の顔として、視聴者(お客様)へ情報(サービス)を提供すること。】だと感じています。
他には、
・エントリーシートに上半身・全身の写真を添付する点
・綺麗な日本語を話しているかを面接で見られる点
・所作を綺麗に振舞う点
などがあります。
今すぐに思いつくだけでもこれだけあるのですから、
CAになれる力があれば、アナウンサーに受かるのでは…?
と思うはずです!
もちろん、実際になっている人がいますから、
【なれます。】と言えます。
しかし、微妙に細かい所が違っているのです。
例えば、アナウンサーに求められる素質とすれば、
謙譲語、尊敬語を使いすぎてはいけない。
もちろん、敬語は使いますが、
アナウンサー試験の方がフランクで大丈夫なので、
「わたくしは…」などの口調はかえって、嫌われてしまいます。
CAがお客様に対してお話されている口調は好まれないので、
少し変えていく必要があります。
所作がキレイすぎてもいけない。
所作がきれいなのは、CAやアナウンサー問わず、全ての職業の方に好まれますが、綺麗すぎると、少し近づきづらい印象ありませんか?
私は、そういった方を見ると、素敵だな…と憧れる一方で、家にいるときもこうなのかな? 綺麗好きなのかな?(もしかして少し潔癖なのかな…)とまで想像してしまったりします。
アナウンサー(とくに地方局)は、地域の人たちに愛される愛嬌が大切なので、話しかけられやすい雰囲気作りが大切です。
都会的より田舎的が好まれる
アナウンサー(とくに地方局)では、
語弊を恐れずに言うと、少し田舎っぽい感じの人が好まれます。
おじいちゃん、おばあちゃんと気軽にお話しながらリポートしたり、
時には山を駆け回って取材したりもするので、そのような姿が想像できる人が受かりやすいと思います。
CAは空港で見る姿やドラマなど、私の勝手なイメージですが、都会的な印象があるので、それをアナウンサー試験では、田舎寄りに変えていく必要があります。
いかがでしょうか?
とは言っても、エアラインスクールや業務中に培ったスキルは
少し訓練して変えていけば、アナウンサー試験にも対応できるようになるとおもいますので、
引き続き、
CAからアナウンサーへの転職サポートも行っています!