私と蜂との思い出

植物や動物とお話しするような子ども時代だった。

自然は友だち☆
誰とでも話せば仲良くなれる♪

それが人間の勝手な妄想だと気付いたのは小学生の頃…

〜思い出回想〜
私は不思議少女saku☆
普通の人が見えない幽霊も見えるし、自然ともお話しできちゃうの!
今日も登校前に校門の前に植わるツツジにお話し♪
満開のツツジは甘い香りがするわ…
「あらあら!今日はハチさんもいる🐝
ハチさん、おはよう!
じゃあ私は学校にいくね♪」

朝からルンルンで登校し、
教室まで歩いていると…
背中に違和感。

「なんか背中痒いな…」

背中に手を伸ばすと、
「痛っ…」
突然、指先に走る激痛、
そして、転げ落ちるハチさんの死骸。

痛たっ!イタタタタタタタただただ!!
初めて襲われた激痛!
自然を友だちとか舐めてかかった子どもに襲いかかる激痛!
ミツバチだけどムッチャ痛いやん!!

〜回想終わり〜

という訳で、自然とは話せないと気付いたのでした。
「ハチさん私に付いてきちゃったのね☆困った子ね!」
では終わらなかったです。
痛かったです。
(ハチさん側は針刺して死んでますし)

蜂はチョッカイ出さなければ刺してこないので、変なことをしないのがいいですね〜

そもそも蜂蜜大好きな私とは、蜂はきっと仲良くなりたくない相手でしょう。
思い込み、良くないね。
ごめんねハチさん、蜂蜜美味しいのでハチさんに嫌われても私は食べます。

そうして今日も私は自然を搾取する。

#エッセイ #コラム #思い出

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