僕が旅に出る理由は #3 エクストリーム佐賀
2010年の旅の記録。
そう、あのSAGAにきた。あの歌のせいで変なイメージがついてしまっている。佐賀とはどんな街なのだろうか。
佐賀駅に降り立った時、新潟県で3番目の都市と言われているわが新潟県上越市の寂れてしまった感と同質のものを感じてしまった。
駅をでてすぐ横にスーパーハウスで営業している携帯ショップがあった。それがそれを助長している。
ところで私は唐津にいた。
博多から唐津は地下鉄一本でシームレスに繋がっている。
景勝地として有名な松原は三保の松原なのだけど、何かと「日本3大」というのはつきもので、唐津にそのひとつ「虹の松原」がある。
夕方過ぎ、平日、冬。人影の見当たらない駅におりて、暗くて心細い松原を海めがけて抜けていく。
しばし、ぼんやりと過ごし、そして飛ぶ
何をしているんだろうか私は。
黄昏時を独り占めできた快感がわすれられずに、4年後にも再度訪れた。
夕暮れどきに電車にのると、唐津城を取り囲むこの素晴らしい景色一帯をなぞるように眺めることができてとてもいい。
あの歌は自嘲する歌なのだけれども、そこにある普遍的な素晴らしさにどれだけ気がつけるか そう言うことを学ぶ機会をくれたのかもしれない。
# 4もまだ佐賀は続く
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