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【産業×福祉】 産福連携締結式



産福連携協定 締結式

2024年5月15日、産業×福祉連携協定締結式を執り行いました。
電子部品、半導体製造装置製造を行う「旭陽電気株式会社」と「社会福祉法人ゆうゆう」が連携した新しい子育て支援のかたちを『産福連携型保育室あさひテラス』として、第一歩を踏み出すことができました。これから旭陽電気株式会社様と共に、子育て家庭が社会と繋がり続ける環境を整えていきながら、人々が幸せに暮らせるまちづくりに取り組んでまいりたいと思います。
この産業と福祉の連携によるまちづくりの実践を通し、産業・福祉の連携施設を整備、質の高い保育環境を地域に展開することを目指しています。さらに、国内においてこの実践が全国的にも広がり、豊かさが連鎖していくことを目的としています。




旭陽電気株式会社 代表取締役社長 金山光雄 挨拶

皆さんこんにちは。本日はお忙しい中、社会福祉法人ゆうゆうと旭陽電気株式会社の産福連携の締結式にお集まりいただきありがとうございます。
まず先ほど社会福祉法人ゆうゆうのキヅキを見させていただきまして、非常に理事長さまのお話を聞いて情熱、そしてそこで子どもを預ける親御さんはきっと満足するだろうと感じました。この韮崎工場はご縁で昨年の8月に竣工して私どもの会社に10月に集約し、稼働が半年ほどになります。この韮崎工場のコンセプトは人と自然に優しく地域に開いた工場です。正面南側には富士山、その右側には南アルプス。山梨を代表する山々に囲まれたロケーションの中で人にやさしくということで、人とはもちろん社員のことです。健康に毎日楽しく仕事ができるようにするにはどうしたら良いか。韮崎工場と本社工場、そして甲府工場と、5年前に宮城工場の増築工事が完成しました。会社の社員構成は女性が4割を占めており、ここ5年ほど増え続けています。少子高齢化で採用活動が難しい中ですが、ここ4年ほどで60人の新卒採用者が増えています。働く女性が多く、若い人材も入社するなかで、子育てを理由で離職につながることが非常に多かったので、そういう方たちが安心して働ける工場を専務となんとかできないかと話していていました。
実は何年か前に企業で幼稚園をやろうという話もありました。実際やっているところもありますが、この工場は大きな建物になりますので、会社の中に託児所を作りたいと考えました。なぜかというと社員の子供を社内に預けることで安心して仕事ができるからです。
しっかり準備をし、そして4月から仮でスタートしまして、今日この正式な締結式を迎えました。社員の子どもを預けるにあたり、子どもたちへの情熱や実績を本当に信頼しており、矢巻さま、社会福祉法人ゆうゆうの職員をみて非常に安心しています。やっと地域に開いた工場で、レストランもナチュラルグレースさんにお願いして、一般の方も利用できる準備ができました。これから産福連携型保育室あさひテラスがスタートして、一緒に勉強しながら支援していきたいと思いますので、関係者のみなさまもよろしくお願いいたします。ありがとうございました。


社会福祉法人ゆうゆう 理事長 矢巻行祥 挨拶

皆様、本日はお集まりいただきまして本当にありがとうございます。今回この旭陽電気株式会社様とご縁をいただき産福連携型保育室を開所することができました。
旭陽電気株式会社さまと出会ったきっかけは、キヅキの顔認証システムを導入したいということで、まず窓口になったのが、開発部の社員の方たちでした。その社員の方たちの熱意、自分たちは社会インフラを支えている。そしてこの半導体という製造装置を通して、社会を支えている覚悟と自分たちの仕事に対する誇りをその時に感じました。この会社のシステムであれば、途中でどのようなトラブルになったとしても、絶対大丈夫だとその時確信を持って導入を決めました。そういったご縁から今回産福連携型保育室あさひテラスという運営までさせていただくことになりました。
旭陽電気株式会社さまには本園であるすみよし愛児園を見学に来ていただきました。そこで本来であれば旭陽電気株式会社さんが自社で運営する予定だったこの保育室をわたしたちの保育士たちの仕事を見て、そしてこの専門性を認めていただいて、私たちをこの中にいれていただいたということがとても大きなことだと思っています。その専門職に対して、その仕事を任せていただけるという喜びというのはもうこのうえない喜びになっています。
この旭陽電気株式会社の社名はすべての社員の方に光を当てるということでつけられた社名だと聞いております。このすべての方たちに光を当てるという理念そして情熱をもった会社の皆様が”あさひテラス”という名前で、その地域の子育て家庭や地域の町作りのために光を当てていく。そういった覚悟と情熱をもってこの事業に取り組まれているということで、わたくしたち社会福祉法人ゆうゆうは職員一同でこの事業の推進に協力してともに歩みたいと思っております。
これからの社会は行政や国というものが中心ではなく、私たち市民ひとりひとりの願いが、こういった直接投資という形でその地域を輝かせていく。地域が輝いていく支援ができるような場所を”あさひテラス”から進めていきたいと思っております。結びになりますが、本日こうやってご参加いただいた皆様のご支援があってこの締結式というお祝いの席を設けさせていただいたこと本当に感謝しております。そして旭陽電気株式会社の社長をはじめ専務、そして社員の皆様と一緒にお仕事ができることが、本当に私たちの仕事の誇りにもなっていきます。これからもよろしくお願いいたします。

Instagram:@swc.yuuyuu

メディア情報

産福連携協定締結式は様々なメディアに取り上げていただきました。

山梨日日新聞 さんにちEye

 Uワク UTY

exciteニュース

日刊工業新聞

PRTIMES

VOIX life

NIKKEI COMPASS

月刊総務オンライン

富士山経済新聞



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