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セクシャルマイノリティでパンセクシャルが、結婚について考える。

パンセクシャルでアセクシャルの私が重たい腰を上げ、結婚について考え始めたのはつい先日。結婚相談所の案内が昼夜関係なく、しつこく掛かってくるのに少々疲れてきました。もう、勧誘が必死すぎて。仕事なんでしょうけど、夜にまで掛けてくるのはどうかと思います。お仕事お疲れさまです。

婚活するにもお金が掛かる。
2人で生活するにもお金が掛かる(当然だ)。
人生決めるのにもお金は必須アイテムなんだと言うことを重々学ばされました。

私の求めてる結婚は、世間のとはかけ離れすぎているため全くといいほど考えていませんでした。
相手の籍に入る、もしくは入れると言うことに拒否反応を示していました。
名前を変えさせられる今の日本のルールに納得できず(メリットないくない?)と思っていたからです。

しかし、そうはいかないと知らされたのは母の入院手続きしたときや納骨したとき。
時に墓地に納めてたとき。管理費を私に移し替えたときに戸籍謄本が必要だったり、独り身の私は誰にも管理されず、このまま一家で無縁仏になるのかの思ったら、虚しさがこみ上げてきました。

ここで今まで嫌っていた、結婚をイヤでも考えさせられました。

そもそも、男であろうと女であろうとタイプであれば恋に落ちれる奴を何処の物好きが拾ってくれるのだろう、そう考えて50になった今の今まで独身を貫いてきた。
結婚相談所でも「カミングアウト必要ですか?」と失笑(電話越しにはそう聞こえた)され、今更結婚を考えるのはどうかとも考えさせられました。

友情婚と言う言葉に出会い「これだ!」と思ったのは、NHK「ねほりんぱほりん」の回。
互いが決めた契約条件で結婚するようなこの夫婦の価値観に、興味を示しました。

連続テレビ小説「虎に翼」では〝結婚という社会的地位を認めさせるため〟に、女は結婚というレールを敷かれていた時代(現代もですが)に納得は出来るが疑問を植え付けさせられました。
その後、あさイチで「セックスに違和感を持つ悩み」について特集をやっており、思わず見入っておりました。

友達婚を知った結婚相談所も出て来ました。

結局、結婚は社会的契約。

友情婚でもやはり籍はどちらかに移されるのかと思ったのは、残念に感じてます(自分の姓が好きなものですから)。

お願いです。
夫婦別姓制度認めて下さい。
お相手いないですけど。

私が相手に求めるものは、「頑張って生きている私を応援してくれる人」「世間一般で言われる女性らしさを求めてこない人」「同居しても干渉してこない人」「セクシャルマイノリティに理解がある人」
精神的支柱が私には足りてない。

……あれ?
別に結婚にこだわることないんじゃない??でも、出会いはどうにかして欲しいものなんです。

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