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【Baseball】青木宣親選手に憧れて ep.2
青木選手への愛を語るシリーズ続編です。
前回はこちらから↓
ということで、具体的に尊敬する点を綴っていきます!
◎私saoriについてはこちらから◎
論理的思考の持ち主
まずは、論理的思考であって、研究熱心であるという点。
私は割と感覚で動いてしまうので、自分がそれの何が好きなのか、なぜその選択をしたのか、これはなぜこうなったのか、など具体的なことを論理的に考えるのが苦手です。
青木選手のどこを尊敬しているのかを語るのが苦手なのは、完全にこの性格のせいなのです(笑)
でも、だからこそ青木選手に惹かれるわけです。
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青木選手から感じた、論理的思考を持っている人の長所は2つあります。
1つは、自分が不調に陥った時でも自ら立て直すことができるということ。
基礎ができているし、自分が好調な時はどういう状態なのかを理解できているから、ダメならどこを直せばいいのか、というのを冷静に考えることができるのです。
感覚だけで動いている選手を何人も見ますが、一度自分が不調に陥ってしまって抜け出せない時の試合中の表情が…どことなく冴えない。
その点、青木選手の場合は、調子が悪かったとしてもどこをどう直せばいいかを探っているだけであって、冴えない顔を見せることは少ないです。あくまで個人の意見ですが。
なので、少し不調かな?という時でも立て直しが早く、とても頼もしいです。
普段の生活や仕事でも、落ち込んだ時やうまく事が回らない時、そのネガティブな部分を冷静に論理的に分析して、倍以上ポジティブな状態にしたいですよね。
もう1つは、話が面白い!
全員が解説者になりたいと思っているわけではないと思いますが、プレーの中で意識した部分や感情を質問された時など、インタビューや対談時の回答で感覚的な部分がうまく言語化されていると、聞いている側もイメージしやすく、どんどん話に引き込まれていきます。
しかも返答が早く、無駄なことを言わない。
イチローさんの引退会見の時にも思ったのですが、普段からひとつひとつの事に対してしっかりした考えが頭の中にあると、いざ質問された時にすっと言葉が出てくるようですね。
青木選手の試合解説や対談は、本当に聴いていて飽きないです。
野球の教え方もうまいので、子供達や若手選手への指導もとても人気です。
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青木選手のバッティングフォームはとても独特で、私には毎打席変わっているように見えます。
これは最初日本にいた時も、MLBに行った時も、帰って来てからも同じ。常に投手を分析し自分が一番打てるフォームに修正して打席に立っているのです。
論理的思考で研究熱心。その証拠に、打率が日米合わせてずーっと安定していて、2021年シーズン終了時点では生涯打率歴代2位!
青木選手のそんなところを見習って、ひたすらノートに書き出して頭の中を論理的に整理したり記録したりするところから始め、論理的思考を目指しています。
案外、自分にも向いていて楽しいな〜と思えるので、皆さんも青木選手的思考を手に入れるために始めてみてください(笑)
精神的支柱
試合出場時に感じさせるプレーの安定感は、チームの精神的支柱になるにはもちろん大事です。
ですが、青木選手が精神的支柱になれた理由は、選手としての活躍ぶりだけではないと思います。
付いていきたいと思える人。
一見完璧に見えるけど、隙を見せてくれたり熱い胸の内を表現してくれたりと、人間らしい部分がある人。
例えば、文武両道でMLBや日本代表でも活躍した、スワローズのスターなのに、こんな自画像を描いてしまう人。
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これは、バレンタインのお返しの企画で選手からのメッセージカードに青木選手が自ら描いた自画像がグッズ化されたもので、このTシャツの他にもキャップや缶バッチがありました。
この、絶妙に似ている、気の抜けた、下手に見えて割と上手い……
そんな自画像を描く人が、あの大スターなのです(笑)
MLBから帰って来てから、青木選手のこういう可愛らしい部分が垣間見えるようになってきていると思うのですが、これも若手選手が自分と接しやすくしようと所々でおふざけをする、その流れから出てきたのではないかと思います。
それから、ベンチから頭ひとつ乗り出してしまう程試合に前のめりになってしまう姿。
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MLBに行く前はそこまで感じなかったのですが、青木選手がベンチから思いっきり声を出す姿、自分が不調でもチームを盛り上げる姿勢がすごく目立っていると思います。
だからこそ、山田選手や村上選手も負けじと張り切っているように感じます。
実際、「MLBに行ってからチームのためにやろうと思うようになった」と話しているインタビューを見たことがあるのですが、それが体現できてチームの結果に繋がっているところが、より2021年の優勝の感動を盛り上げてくれますね。
リーグ優勝した瞬間、誰よりも早くフライングしてベンチから飛び出して来た青木選手のお茶目さは一生語り継がれることでしょう。
這い上がる精神
早稲田大学入学時は周りには有名強豪校出身の同期だらけで、寮に入れず一人暮らし。
NPBに入るときはドラフト4巡目。
MLBに行った時は入団テストを受けた。
第一線で活躍する人は、きっと若い時からたくさんのスカウトマンや監督から注目され、取り合いになり、良い待遇を受けているのだと想像していたのですが、青木選手の場合はスタートはいつもそうではなさそう…。
ですが、どの環境でも常に安定したトップレベルの成績を残せている姿を見ると、スタートからの這い上がる精神が本当にものすごい強いのだなと思います。
MLBに挑戦する時、入団テストを受けるというニュースを見て、「この人ををなんだと思っているんだー!」と私はひとりで怒っていました(笑)
(テストを受けさせていないで普通に指名して獲得しろー!という意味です)
ですが、さすがは青木選手。
結果、7球団を経験できる程欲しがられる存在に。
日本ではトレードって少しネガティブなイメージを持たれるかもしれないですが、アメリカではポジティブなこと、という記事をいくつも見たことがあります。
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「今年活躍しないと今後プロとしてはやっていけないだろう」という覚悟でプロ1年目は必死になって練習したそうで、その結果2年目で200本安打を達成してしまったのだからやはりその精神力は計り知れないですね。
今の若い選手を見て「みんなでやる練習+αでやる選手、チームの練習外でインプットできる選手が伸びる」と話していましたが、みんなでやる練習も絶対きついのに、自身がそこに+αで本気でやっていたからこそ出せている結果で、言える言葉なのだなと感じました。
今年40歳になられましたが、年齢なんて全く関係ないですね。
体を徹底的にケアして、常に戦える姿勢でいるという基本的なところを怠らずに真面目に取り組む姿勢が、這い上がる精神に本気を感じられます。
これからも私の道しるべ
以上3点、私が青木選手を尊敬する点をまとめてみました。
今まで17年間尊敬し続けて応援し続けて来て、初めて「何を尊敬しているのか」を言語化してみましたが、難しかった…(笑)
本当はたぶん細かいところですがもっと好きなところがあると思います。
昔は茶髪ロン毛だったのにMLB後はすぐ角刈りになるところ…
野球少年のようにソックスを全部出して履いているところ…
笑った時の目尻のシワ…
人の目を見て話すところ…
外国人選手の面倒見(プレーでもプライベートでも)がいいところ…
でも、尊敬する点を大きくまとめてみたら上の3点でした。
改めて言語化してみると、より尊敬度が増しますね。
ここまで読んでくださった青木選手ファンの皆さんが共感してくださること。
ここまで読んでくださった青木選手を知らない方に青木選手の魅力を届けられていること。
そんなことを願いながら、ひとまず今回の青木選手布教活動を終えます(笑)
また今後書きたくなるようなポイントが集まってきたら、ep.3を書きたいと思います!
Prove yourself right,
saori
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