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【一戦一評】ウルブズvsレイカーズ(Game33)


こんにちは、スワッギちゃんです💜💛


この記事では「NBAを観戦できないファンも試合の流れを掴めるような寸評」をコンセプトに、レイカーズの各試合について情報・分析・予想などを交えてお話しします。


さて、本日の相手は西1位のウルブズですが....


その前に大変な事件が起こってしまいました。



なんと、私がレイカーズ最大のトレードターゲットだと話したOG・アヌノビーがニックスにトレードされてしまったのです。


正直かなりショック。現実は甘くないな......





◯スタメンチェック

気を取り直して、本日のスタメンを確認しましょう。


レイカーズはここ数試合Dloのベンチ起用を続けており、リーブスも頑なにスタメン回帰させようとしません。

恐らく、フォワードを並べて守備力を極限まで高める策だと思われます。レブロンがポイントガード役となっているため、まるで優勝季のようなスタメンですね。


欠場者は先日手術を受けたゲイブのみ。



対するウルブズはお馴染みのラインナップですね。


それでは、試合開始です🔥





◯1Q:好守は簡単な攻撃を呼ぶ!


ウルブズとは今季2回目の対戦となりますが、本日はレイカーズにとって前回以上に良い滑り出しとなりました。



一際存在感を放ったのはAD. 2Big相手でもお構いなしにロールや1on1から得点を続けます。


小さいチームはADがポストアップした時点でダブルチームを仕掛けたりするモノですが、高さに自信のあるウルブズはそれをしません。


ヘルプにすらあまり数を掛けないため、結果逆にADが攻め込みやすくなる現象が起きています。



さらに、最近意欲的なハードショウディフェンスを続けているレイカーズは本日もそれを採用。

数的有利で攻められた場面を数回で済ませ、ターンオーバーや強引なドライブインに持ち込むことができています。


やはりこのスタメン、攻撃力に乏しくても守備は安定の強さがありますね。


しかし、ベンチメンバーのDloや八村が出ると流れが変わります。


敵のキックアウトへの対応が遅れたり、ミッドレンジが外れたりで攻守ともに勢いが落ちてしまいました。



結果、序盤につけた大きなリードと別れを告げることに。それでも2点差はなんとか保てています。


2Qで心配なのはADの不在時間です。1Qフル出場だったため、恐らく2Q最初からヘイズかウッドが出るはず。

そこで調子を崩さなければ良いが..,...





◯2Q:離せない点差、原因はただの自滅?


ADに代わって出場したのはウッドでした。ここでインサイド守備がボロボロに...

...なるかと思われましたが、敵がターンオーバーしまくってくれたお陰で逆に点差をつけることができました。レイカーズの守備が特別良かった感じもしないが、なんでだろ。



その間、レイカーズはウッドや八村のローポストアップで攻め立てました。ADがやっていたコトをそのまま引き継いでいますね。

しかし、今度はレイカーズがレブロンへのパスを連続で失敗し点差を全部溶かしました。速攻への守備が脆く、一度ターンオーバーすれば必ずイージーレイアップorファールに終わってしまいます。


ADが居てもなお酷くやられた速攻ですが、2Q後半もDlo&リーブスの併用により失点源を潰せません。


オフェンシブに好影響があれば良いのですが、本日の主役ADへのフィードが止まってしまいイマイチです。



後半は敵のミスを誘いつつ、レイカーズ側が着実なペースで得点し続ける必要があります。

もう一辺倒と言われるくらいADを使い倒しても良いと思うぞ、、、‼️





◯3Q:ベンチ陣投入で強くなるMIN, 弱くなるLAL


後半が始まりました。スタメンに戻ると、やはりレブロン&ADのPnRを主体に攻め続けています。


さらに、助攻としてキャムらがADとPnRすることでアンダーサイズのコンリーを守備に絡ませるようにしています。前半でも見られましたが、後半でも継続しています。



相変わらず守備も上々、守りたいポイントは守れているのですが......KATらのスリーヒットが痛手でした。ADが鎮座しているうちは、もう少しスリーポイントのケアに向かっても良いのかもしれない。


そして、代わりにレイカーズのスリーも入らん。3割は最低欲しいよね!!



今日は笛がよく鳴り、KATは既に4ファール。スリー以外怖くないKATですが、居ないに越したことは無いので退場してくれると助かるな...😏



そうこうしているうちに互いのベンチメンバーが出場しますが、レイカーズは失速しウルブズは加速するという対照的な影響が見られています。



まずはレイカーズ、Dloとリーブスの投入によりハンドラーアタックが増えます。

しかし、本日最高効率の得点源はADの1on1. 敵も特にゾーンを展開したりダブルチームを仕掛けたりしてこないので、コレで攻め続けるべきだったと私は思います。



まあでも、点差が離れていないうちはAD以外のオプション探しに勤めるべきだったのかもしれませんね。

クロージングを走り切るには、こういった工夫も必要と言えます。そういうワケなら...理解できる!




一方のウルブズは、ナズのハイパフォーマンスが好影響を及ぼしました。

さらに、ベンチメンバーが増えたときのほうがAntが自力突破を目指してくるので、より驚異的になります。

この2人がクォーター後半を支配していたのです。




しかし、点差は5点と控えめ。ウルブズの矛とレイカーズの盾、クロージングで勝るのはどちらか、、、!?





◯4Q:決戦!2人の"アンソニー"


さて、序盤はADを休ませて再びウッドが起用されていますね。

現在、敵がハンドラーへのブリッツ守備を強めてきたことでリーブスやレブロンによるドライブインが封じられつつあります。



そこでミドルやキックアウトのスリーが決まると良いのですが、、、

プリンス、ウッドがスリーを沈めてくれたためなんとか持ち堪えます。

AD不在ながら敵も大してショットを決められなかったため、そこまで点差はつきませんでした。



以降、ついにAntとADがコートに立ちます。


まず目立ったのが本日の主役AD.


1人居るだけでゴール下の安心感が全く違いますね。


そして、そのゴール下を避けて連続得点してきたのがAntでした。ミドル1本にスリー2本でイッキにホームを盛り上げます。




ついにダブルチームが!

そんなAntに負けじと得点したいADですが、遂にポストアップをダブルチームで対策されてしまいます。


これでは不調な外からのショットに頼らざるを得なくなるため、泣く泣くハンドラーオフェンスに切り替えて少しでもリムに近づく努力を始めました。



ただ、先ほどと比べてADがストレッチする際のレブロンのドライブインは結構決まっています。

ゴベアがADにより外に吊り出され、KATはレブロンが抜き去るとゴール下には小さい選手のみ。

なかなか良い形は出来ています。




クロージングラインナップをリーブス/Vando/レブロン/ウッド/ADと並べているため、守備もかなりのハイプレッシャーを掛けられています。


そして、残り3点差を追いかける展開で、、、

レブロンが土壇場で同点に追いつくスリーをヒット‼️‼️‼️



...ではなく、なんとコレが2点判定に‼️⁉️🔥💦😅🥵😡💢



...どうだ?コレ

うーん、まあ踏んでるように見えなくも無いのか?😓



レイカーズファンとしては「小暮フリーだ!打て!」の決定打が2ポイント扱いされて負けたような気分です。こんなの漫画にしたらジャンプに死ぬほど苦情の電話が来るであろう。


審判「ツーポイントです」


まあ、もうこんな負け方には慣れたので大丈夫です。慣れるのは良いコトなのか?😅





◯本日のMVP

試合開始から最後までスティールにブロックを重ね続ける守備の砦と化し、上々なシュートタッチでオフェンスも牽引したアンソニー・デイビスです〰️


ここ数戦、ミドルがよく入っていますよね。

それだけで嬉しいです。まだシーズンは半分以上あるよ。




それでは、執筆中に年を越しましたので最後にご挨拶を。

あけましておめでとうございました🎍





〜終〜




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