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SW/AC通信 vol.4

福祉、地域、教育などのさまざまな分野とアートをつなぐ相談事業、Social Work / Art Conference(SW/AC)がニュース形式で情報をお伝えするSW/AC通信です。今回は昨年度に実施したHAPS OPEN HOUSEの様子についてお知らせします。

HAPS HOUSE オープンデイ

2020年にHAPSの二つ目の拠点として「HAPS HOUSE」はオープンし、同スペースの一部を使い、SW/ACは相談事業を行っています。

去る3月26、27日にはスペースを開放するお披露目イベント「HAPS HOUSE オープンデイ」を実施しました。もともと酒屋を営んでいた町屋を改装したスペースの様子を見ていただき、HAPSの事業を紹介したパネル展示や、HAPS HOUSEの位置する東九条地域で実施してきたアートプロジェクトの映像上映などを行いました。

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SW/ACの相談員もイベント中常駐し、相談事業やスペースについてご案内。HAPSの活動にこれまで関わってくださった方々と久々にお会いする機会となりました。改装され、人が出入りし始めたスペースのことが気になっていたという地域の方々が訪問してくださったのも嬉しいことです。

近況を伺うなかで、アートに関わる活動を職場で広げるときの迷いや新年度からの活動に関しての困りごとなど、相談へと繋がることもありました。

SW/ACの取り組みを相談員から直接お伝えしたり、お互いの情報を交換したりすることで、活動をより開かれたものにするきっかけがあることを発見した二日間でした。必要な感染症対策を講じられる方法で、今年度は相談会や相談者同士の交流会などを新たに設定することを考えています。

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HAPS HOUSEにはHAPSと繋がりの深いアーティストの作品も展示しました。来場者にはお礼に地域の作業所で作られたキンパをお渡ししました。

HAPS OPEN HOUSEでは、スペースに来られない方のために配信イベントも実施しました。アーティストの田中功起さんとHAPS代表遠藤水城によるトークのほか、「コーディネーション新時代」としてきてん企画室中田一会さんとSW/ACディレクターの奥山理子によるトークが行われました。SW/ACのnoteでは、コーディネートという仕事について熱く語られた、二人の対談について後日レポートを掲載予定です。どうぞお楽しみに。

                テキスト内写真 撮影:堀井ヒロツグ


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