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【2022年6月後半】平凡なサラリーマンの資産運用という脱獄記録

この記事を要約します。
・FRBはインフレ退治に本気
・金利はこれからも上がる
・買い場はまだ先だと思う

■起きていること

●米国10年債利回り

6月の10年債利回り

▶6月の長期金利は右肩上がりでした。一時は3.5%に迫る勢いでしたが月末にかけて景気後退懸念から下げてきました。

●株式マーケット観察

-マーケットは不況を織り込み始めたか

S&P500
6月セクター別パフォーマンス

▶株式はとても値動きの激しい展開でした。FRBはインフレ沈静化を第一とし、景気悪化もやむなし、というスタンスですので、マーケットも不況を織り込む動き。

●経済指標観察

-米国 連邦公開市場委員会(FOMC)

FOMCハイライト

▶事前にウォールストリートジャーナルのニック氏に観測記事を書かせ、市場にコミュニケートしていた通り、0.75%の利上げを決めました。

今後はインフレが収まる‘’トレンド‘’が明確に見えるまで引き締めペースを落とさないと表明。ということは、この先3回(秋になってます)のFOMCで0.5〜0.75%利上げが濃厚ですね。

FRBのミッションは「物価の安定」「雇用の最大化」になります。

私が気になったこととしては、FRBがコントロール出来る事は需要サイドへの働き掛けだけだと改めて言及したことです。

これは、雇用の最大化を多少犠牲にしても物価安定を実現するということですかね?

景気が悪くなっても、インフレを止めるというメッセージと受け止めました。

-米国 コア小売売上高 (前月比)

investing.com

▶小売売上高は予想を下回りました。自動車を除くコアに関しては前月を少し上回りました。モノからサービスへの支出の転移があるものの、今後はアメリカの消費者動向がリセッションを見極める注目点になると思うので注視ですね

-ミシガン大学 消費者信頼感指数

過去最低を記録

▶予想、前回を下回り、過去最低の数字になりました。しかし、ミシガン大学の5-10年期待インフレ率に関しては予想を下回り、株式市場は反応、大きく上昇しました。

-米国 消費者信頼感指数

悪い結果

▶市場予想を下回り、悪い結果です。アメリカの一般消費者心理は悪化の一途をたどっています。これを受け、28日の米国株市場(S&P500)は今年8回目の▲2%の下落をしました。

-米国 GDP (前四半期比)

悪い結果

GDPも予想を下回りました。これでFRBの利上げにブレーキが掛かるのか?は分かりませんが、その可能性は低いと思います。と、なると、物価高と不況が混在するスタグフレーションと言うことになります。

■6月後半に私がしたこと

●$VDE利益確定

エネルギーも終わりを迎えました

6月15日、50日移動平均線をハッキリと下に抜けたことを確認し、エネルギー関連ETFを売却し利益確定しました。2021年から買ったり売ったり合計3回転しましたが全て儲かりましたね。

●ベア3倍ETF(SPXS)、速攻で担がれる・・・

株価下がると儲かるヤツ

▶6月16日に前日エネルギー銘柄を売ったキャッシュで買いました。完全に遊びです、投資ではなく短期での投機です。

$SPXSとは、S&P500指数に逆に連動するETFで値動きは1日当たり3倍になるように設計されたベア型のものです。ベア型3倍とは要するに、S&P500が1%下がると、3%上昇するというもの。

インフレ&戦争長期化とFRBの金融引締め政策長引くかも?を手掛かりとしたモメンタム短期勝負です。

リスクが高い過ぎるほぼギャンブルなので逆指値▲8%でセットしていましたところ、6月22日に見事に引っ掛かり、わずか2営業日で終了となりました。

やはり、この手のトレードは私ダメです。

●マネックス証券さんのオリエンコミュニティに参加

いつもお世話になっております

▶マネックス証券さんの第87回オリエンテーションコミュニティに参加させて頂きました。

Zoomにて12名の投資家さんと今回「マネックス証券の積立関連サービスについて話し合おう!」というテーマでディスカッションをしました。

マネックス証券の清明社長も2時間まるまる参加されて現場力の高さが印象的でした。

また普段、投資の話ができる人が周りにあまりいませんので、このような機会は貴重です。

後日別記事に纏めようと思います。

■7月前半に私がすること

●妻からの誕生日プレゼント

7月は私パラディソ36年の生誕祭になります。

基本的に物欲がなく、欲しいものは「思い出」と「平穏な心」、そして「自由」くらいなものなので、今年は箱根のユネッサンという温泉に行くことになりました。

妻よ、いつもありがとう。

ユネッサンは温泉だけども、実質プールと言っても過言ではないレジャーランドになりますので、子供たちは大喜びです。

子ども達「泊まる?泊まる?」
妻「泊まるのは高いからパパにお願いして」
パラディソ「(;^ω^)(誕生日プレゼントとは…)」

■まとめ

インフレに伴う金融引き締めと景気後退懸念は依然として目の前の課題です。

ウクライナ情勢もマクロ経済に大きな影響を与えるので注視が必要です。

ところで、コロナ関連のニュースはめっきり見なくなりましたし、株式マーケットには影響力を発揮しなくなりましたね。

普段の生活では何処でもマスクをするのが当たり前になってますが、海外ではマスクをしている人の方が少数派なので、海外では普段の生活レベルでもコロナを克服したのかもしれません。

また話を戻すと、アメリカの相場環境は良くありません。

ベアマーケットだから、、と言って私の様な素人がベア型ETFで儲けようと欲を出すと逆に担がれると言うことを身を持って体現しました。

マーケット観察をしながら、今は素直にキャッシュ多めで保守的に。

しかし、いつ状況が変わるのか、いつ稲妻が輝く瞬間が訪れるのかは私にはわかりませんので、インデックスファンドへの積立は淡々と継続をする時だと考えています。

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