S&P500に勝つとはどれ程難しい事なのか【23年7月の戦況】
今年、これまでの展開を誰が予想できただろうか。
逆イールド!リセッション!!年末でS&P500は4000ドルがいいとこ!
などなど。
しかしながら足元ではFOMCを無事消化し、決算シーズンも後半に差し掛かりましたが、7月も”調整知らず”のアメリカ株式市場でした。
このようなボラティリティが低く、ジワリジワリと上がっていく環境では指数をアウトパフォームするのが非常に難しいので、「大人しく指数を抱いておけ」がセオリーですね。
そもそも未来予想なんて誰も出来ない訳ですから、敢えて予想をしない(予想はしても予想を無視)という作戦がハマるのかもしれませんね。
それでは7月の勝負を振り返りましょう。
■パラディソ VS S&P500(eMaxis slim米国株式)
23年7月の戦況です ↓
【メイン指標】
・収益率では引き分け△
【サブ指標】
・標準偏差(リスク※結果のバラつき)では3.38ポイント勝ち
・シャープレシオ(儲けの効率)では0.46ポイント勝ち
実質優勝ということで良いでしょう。サテライト枠のトリミングでヘルスケアセクターETFを減らし、S&P500の3倍ブルETF($SPXL)を加えたのが効いていますねw
【7月のセクター別ヒートマップ】
堅調な株式マーケットです。全体的に緑が目立ちます。6月から続くサマーラリー。
■パラディソ VS オールカントリ―(eMaxis slim全世界株式)
【メイン指標】
収益率では0.27ポイント負け
【サブ指標】
標準偏差(リスク※結果のバラつき)では、2.51ポイント勝ち
シャープレシオ(儲けの効率)では0.05ポイント勝ち
■まとめ
S&P500には勝ちましたね。オールカントリーには収益率では負けてるものの、その他指標は全て勝ち。実質優勝です。
せっかく始めた企画なので、この企画は今年いっぱい続けようと思います。
”指数をアウトパフォーム”、これはなかなか難しい。
シャープレシオ(儲けの効率)に関しては勝ち越している状況で、その意味することとは、価格変動のマイルドな効率的なポートフォリオが組めているということです。
ちなみに、パラディソのポートフォリオは下落態勢のあるポートフォリオなので、去年のようなベアマーケットでは指数をアウトパフォームしてます。
これが唯一の救いかなと思ってます。
★サポート頂いた金額は小児医療・難病支援をしている団体へ寄付をします★ ↓寄付先一例 ■難病医学研究財団 https://www.nanbyou.jp ■日本財団 https://www.nippon-foundation.or.jp