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三千年後の読者へ

君は私の小説を読んだことがあるだろうか?
私の小説は君の時代まで残っているだろうか?
私は小説家になって、自分の作品が人類の歴史の続く限り読まれ継がれていって欲しいという野心がある。
まあ、そんなキチガイの言葉だ。
今は西暦2024年。
君の時代はまだ西暦が通用するだろうか?
私は西暦2019年から冒険ファンタジー小説を書いて、それが五本できた。
即興で書いたかなり長い実験的なものをいれれば六本だ。
制作速度としては悪くないと思う。
基本一年に一本書いていきたい。
だから、現在、私は四十五歳だから、百歳まで書き続ければ、六十本は君の元へ届いていることになる。
まあ、たぶん、百歳まで生きないとは思うが、私は書けなくなるまで書き続けるつもりだ。
しかし、まだプロになれていない。
プロとしてデビューできなければ君の元へ作品が届かないだろう。
君がもし、地球外に本を一冊持っていくとしたら、私の本の中から選んでくれるような、そんな魅力ある作品を書いていきたい。
私は常に最高傑作を創ろうと、肩に力を入れようとは思わない。
去年のように不真面目に実験即興小説を一年四ヶ月も書いたりすることもある。
でも、常にベストは尽くしてきた。
これからもベストを尽くしていきたい。
そうすればいつか必ず、作品を光の元へ出すことができる。
そう信じて書き続ける。
三千年前の小説家の言葉だ。

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