見出し画像

一人で家にいたら暗くなるけど、私はポジティブでいたい

今日noteのネタ集めで本屋さんに行ってみました。

いつもネット上で情報収集をしているのですが、ネット上は「コロナ」「不況」「経済ヤバい」といった声が見られるのに対し、
本屋のビジネス雑誌コーナーには「20XX年の未来予想図」「10年後の日本」といった題名の本が並んでいました。
編集されて発刊されるときにタイムラグがあるとは言うものの、コロナウイルスの感染力で「パンデミックに相当する」宣言がされて、いろんな場所が閉鎖され、経済が少しずつ止まり始めるとはだれも予測できなかっただろうなと思いながら眺めていました。

これを読んでくださっている方の周りではどんな予測できない事態が起こっているでしょうか。

ネガティブなことも多くあるかと思いますが、ここではあえてポジティブに考えてみたいと思います。


今日本屋でこの閉鎖的な世の中で明るく考えられる方法が書いてある本はないかな、と探してみました。そこで見つけたのが歴史から働き方や生き方を学ぶという内容の本です。

この本に「制約は、不自由は、創造の母」というパートがありました。

徳川家康の時代の鎖国を例に、以下のように書かれています。

それが200年以上続きます。その間、日本は欧米のさまざまな面での発展から遅れることになります。
しかし、一方で、他国からの干渉を排除できたため、日本独自の文化が育ちました。歌舞伎、俳句、浄瑠璃、浮世絵…。これらは「まったくヨーロッパ的ではない」独特の文化として欧米諸国から関心を集め、高く評価されます。

現代はネットで様々な国と繋がったり、様々な情報を得ることができるので、中国や韓国などから来た方が2週間隔離されるなどの入国制限があったとしても、海外との意思疎通が止まることはないでしょう。

ただ、多くの会社がリモートワークにしていたり、テーマパークやイベントが閉演・中止されていて外出も控えられているので、人と出会わない・外に出ないという意味で今は閉鎖的であるといえます。

そこでこの本が言っていることを当てはめてみると、人に会わないことで自分と向き合う時間が増え、自分独自の理論、哲学が生まれてくる可能性があるんじゃないでしょうか。
また、一人で物事に取り組む時間が増えるので、新しい趣味ができたり。その趣味で小金を稼ぐこともできるかもしれませんし、新たな生き方を見いだせるかもしれません。

ビジネスの中でいうと、今だからこそオンライン会議ツールがどんどん発展したり、エンタメでライブ配信が当たり前になっていったり。後退してしまうサービスも出てくるとは思いますが、今の状況をうまく使えば新しいものを生み出す機会になりうるんじゃないでしょうか。

さっきご紹介した本の中からもう1パートをご紹介します。

地動説で有名なガリレオは、その時世間で一般的だった天動説を覆すために、世間が理解しやすいようにと対話方式の本を出版しました。しかしながら、それに大きな危機を感じたローマカトリック教会の信者たちがガリレオを裁判にかけ、発言撤回を強制。その30年前に地動説を唱えた天文学者が死刑になっていたことから、ガリレオは渋々協会の言うことに従います。

…では、ガリレオのそれまでの活動は、無駄だったのでしょうか?ガリレオは『天文対話』など出版しなければよかったのでしょうか?

(「歴史が教えてくれる 働き方・生き方」のパート「『やらない』と『失敗』の差」より)

いまの状況だからこそポジティブに捉え、新しいことに挑戦してみたらいかがでしょうか?



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?