留学後の自分の心境と逆カルチャーショック

お久しぶりです。スウェーデンでの交換留学を終えて日本に帰国しました。帰ってきてからはすぐに適応することは困難でしたが、今は快適に生活しています。

まず、私はスウェーデンで学んだフィーカやラーゴムの精神を日本でも取り入れようとしましたが、大学が再開して断念、それどころじゃなく、タイムマネジメントもまともに出来ないという失態を犯しました。まだ留学気分が抜けずにゆったりした生活をしていましたが、流石に今のままでは行けないと思い活動的になるも季節の変わり目で体調不良になるというなんとも踏んだり蹴ったりな毎日でした。今はなんとか平穏な日常を取り戻しましたが、やはりスウェーデンでの日々が懐かしいと思ってしまう日々です。

心得てはいましたが、日本では皆さんが忙しく、常に時間ややることに追われており、それが帰国してからの一番の逆カルチャーショックでした。スウェーデンに初めて行った際も日本に比べてあまりにゆったりしていたため、最初は適応するのに苦労しましたが、今は自分の母国である日本に帰ってきたのに、まさか同じ経験をするとは思いませんでした。そして何よりもその物価の安さに驚きました。

あまりにも北欧の物価が高すぎるせいで、それに加えその環境に慣れてしまったせいで、日本に帰ってきてからはただただその価格の違いに驚いていました。もちろん円安の影響は大いにあると思いますが、こんな高品質で美味しいものが安い!とシンプルにそれだけの感覚でした。

ただ現実に突きつけられることも多く、3回生の夏からサマーインターンや就活が着々と進んでおり、周りから差をつけられてる感じがヒシヒシと伝わってきました。もちろん就職活動しなければいけないのはわかっていますが、もしできるなら一生学生でいたいと嘆く日々もありました。

できれば自分の留学経験や語学スキルを活かせるところがいいですが、そのようにうまくいくはずもなく、絶望の淵に立っていた時に留学していた時の友人6人とビデオ電話をする機会があり、みんなが心から心配し、励ましてくれたことが私の心の支えとなって、また就活活動を進めることができました。

私自身最近もやもやすることが多く、なぜ黒髪でなくてはいけないのか?や、なぜ就活が3回生の時点で始まっているのかなど今までの日本社会では当たり前だったことに疑問を抱くようになってしまいました。だって、髪を染めるには個人の権利があるし、元々3回生の3月に始動するはずだったのがどんどん前倒しになっていることで学業やキャンパスライフ、旅行、アルバイトやクラブ・サークルなどで活動できる時間が少なくなっているのではないかと考えたからです。もちろん全ての企業一斉にとはできなのかもですが、だったらなぜそのような規則を作ったのかがそもそも謎です笑笑

大学の講義も決して簡単ではなく、スウェーデンと違い1セメスターで約10個の講義を同時に受け、欠席は4回で自動的に落第、課題は毎回提出の講義があったりと日本の大学と考えるとごく普通ですが、復帰したばかりの際は適応することに苦労しました。
授業が1週間に3日しかも最大3時間しかなく、課題も皆無で出席確認をしなかったスウェーデンの大学が懐かしいです笑笑 ただ、今はきちんとタイムマネジメントができるようになったと思っています。

ここまで長々と読んでいただきありがとうございました。私自身帰ってきてからなかなか幸せを感じられず、燃え尽き症候群なのではないかと思っていたので、人生気長に考えていこうと思います。

人生はマラソンだから辛い時も楽しい時もある。とどこかで読んだ本に書いてありました。今はあまり直接的な幸せを感じられなかったとしても、この先の未来が必ず幸せに満ち溢れていると考え、残りの大学生活、就活、日々の生活を頑張りたいと思います。

読んでいただきありがとうございました🫶🫶
みなさんの生活にも幸がありますように✌️✌️

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?