日本の常識は海外では非常識
エンジニアがよく使う○✖️表は海外では混乱をもたらす。今すぐ止めるべき
エンジニアの人は良く、アレは良くてコレはダメを一覧で表す時に○✖️表frで説明します。この表は即刻やめたほうが良いです。海外では混乱を生み出します。この混乱を生み出す原因は主に文化的背景にあると考えられます。簡単に説明します。
海外旅行に行ったことがある人はご存知だと思いますが、海外では日本と違ってチェックボックスは✖️を入れます。レ点ではないです。親切なシートはレ点ではなくて✖️を記入しろと書いてあったりします。なので海外での✖️の意味は、何かに該当すると言う意味になります。
さらに厄介なのは、海外で○は日本と同じOKの意味になります。なのでOKの時は○使用する場合もあります。あまり使用しているのを見たことはないですが海外の人に聞いた感じでは、NGではなかったです。どっちかというと注意して良く見て、という意味合いに近いです。
ちなみに、海外のテストで回答が正解の時は○はつけられません。確認して問題なかったと言う意味合いでレ点がつけられます。なので、返却されたテスト用紙が全てレ点が付いていたので0点かと凹みましたが、全問正解という意味でした。
間違っている場合は、もう一回注意して見直しなさいという意味で、アンダーラインを書いて○されたりします。ややこしくなってきましたね。海外で、日本にようにあからさまに間違っているから✖️というのは見たことがないです。
○✖️表に戻りますが、以上のことを踏まえて海外の人目線で表を解釈するとこのようになってしまいます。
○:注意が必要だけで大丈夫ね、✖️:問題なしね。ということで全部OKということね。やればできるじゃん!!という認識違いでが発生します。
では、どうすれば日本のように○✖️表現できるかですが、非常に簡単です。何も悩むことはありません。
○はOKと書いて✖️はNGと書けば、一発で理解してくれます。
シンプルですね。ちなみに該当なしの場合はNAもしは空欄としておきましょう。時々、空欄だと後で埋めるんだなぁと思われてひたすらFollow upされる場合があります。
ご参考までですが、△は使わない方が良いです。必ず聞かれます。それはどういう意味だと。何故マイナスなんだと。
今回は○✖️表に関して書きました。日本の常識は世界の非常識だということが良くわかる例でした。
アメリカSilicon Valley在住のエンジニアです。日本企業から突然アメリカ企業に転職して気が付いた事や知って役に立った事を書いています。