アメリカの成立は偶然の産物
Twitterの経営から、オーナーであるマスクCEOの退任を問う、Twitter上で投票が行われています。
私は、これは
アメリカ的なCEO使い捨て
発想の表れだと思います。今回は、
判断を株主総会でなく
Twitter利用者に公開した
点が、新しいことです。これは、一部の利権で動くという、今までの経営の欠点を除く発想でしょう。
しかしながら、こうした
人材使い捨て発想
の利点と欠点を考える価値があるでしょう。利点は
無能者の早期排除
です。一方、欠点は
長期視点の育成ができない
です。もう少し言えば
長期視点を無視
する可能性があります。
さて、このような
アメリカの消費社会的発想
は、どうして生まれたのでしょう。私の考えでは、以下の条件が、大きく影響しています。
ヨーロッパの先行事例
フロンティアが開ける国土
この反対が、日本です。
中国の事例に巻き込まれず
一所懸命で努力
と言う発想と比べれば、違いが見えてきます。アメリカの場合は
先行事例があるのでその実現に集中
長期的な実験は不要
実行を上手な人を選ぶ
ダメなら別の所に移る発想
と言う考えです。こうした発想で成立した国は、アメリカだけではないでしょうか?
私は
アメリカの成立は偶然の産物
と考えるようになりました。
そこでもう一度考えるべきことは
アメリカ方式を世界に広めるのはよいのか?
と言うことです。
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