アメリカ文明の強さ
昨日と一昨日、アメリカの学校心理(職)支援について、書きました。
アメリカ社会の心理職支援|鈴木良実|note
アメリカの学校への心理支援|鈴木良実|note
そこで見えてきたのは
アメリカ的な発想の強さ
です。アメリケ的発想の本質は
理論的な設計を突き詰め
そのまま実行
する発想です。これは、当然と思う人が多いでしょう。しかしながら、これを以下の日本的発想と比べると、違いが解るでしょう。日本的発想は
理論は不十分で手直しが必要
です。
この一例として、アメリカの組織論は
組織を機能集団だけ
契約でキチンと縛る
で考えています。一方日本的なら
組織は機能集団だが
基礎集団的要素もある
いわゆる家族的経営等
という発想になります。
私は前に書いた
課長の立場で機能集団/基礎集団|鈴木良実|note
では、日本的な発想で考える利点を書きました。
しかしながら、
アメリカ社会の心理職支援|鈴木良実|note
で書きましたが
アメリカ的組織の方が体制がしっかりしている
利点があるように思います。この一つの理由は
機能集団は進化した組織
という想いがあり、キチンと機能定義と契約を行うという、義務感を感じます。
逆に言えば
日本の組織は甘えがある
一部に丸投げする
欠点があります。
現在の日本社会には、この問題が多くなっています。