読書による学びの継続
私は、半世紀前の大学卒業後も、継続して学び続けました。ここで振り返ると、色々と学び直しが出来たのは
読書による学び
が、身についていた結果と、思います。この力は、高校時代に
加藤周一著『読書術』
当時はカッパブックス
現在は岩波現代文庫社会24
との出会いが、その後大きく影響しました。特に
難しい本を読む為には経験も必要
と言う発想で
その時解らなくてもよい
と割り切って
とりあえず読む
と多くの本を読みました。その結果
60才を過ぎてから社会学について解り
70過ぎの今でも新しい発見
があります。
最近では
山本七平著『小林秀雄の流儀』新潮文庫
から
その世界に棲み込む読書
と
客観的にみる読書
の力について、学び直しました。小林秀雄が『本居宣長補記』で、描いた
古事記の世界での漢字との遭遇
は、今までと違った
祝詞の言葉への向き合い
漢字のイメージと読む音の力
が、体感できました。
こうした
本等での情報入手
と
実感として活きる知識
の繰り返しが
私の学び直し
です。
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