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幾何学による総合学習

学び直しの話に関連して

読書による学びの継続|鈴木良実 (note.com)
教科書の二つの読み方|鈴木良実 (note.com)

等のnoteを書きました。そこで、この議論に関連して

系統主義教育 と 経験主義教育

の議論を一度見直してみました。私の意見は

両方必要

です。例えば

経験主義で与える教材は
系統だった検討で配置する

系統主義で得た知識を
実体験の場で説明で使う

と言う相乗りが必要だと思います。

なお、私自身の経験から、特に

どこかで体系的な知識を知る

ことは、大切だと思います。私は、大学で

(ドイツ式の)電磁気学

を学びました。ただし、この知識を、現実社会で生かすことも、経験しました。具体的には

交流送電線の周りに起こる現象
つまり電磁エネルギー
を知り
海中送電は直流が有効の理由
を説明できる

などの経験で、知識の活かし方も経験しました。

さて、このような知識の取得と活用を、もう少し効果的にできないでしょうか?

私は、一つの可能性として

幾何学の総合的学習

を提案します。数学の厳密な研究者は

ユークリッド幾何学は古い
厳密ではない

という人もいますが

定義・公理(公準)から厳密な推論での展開

する体系は、古代からの知恵として、尊重すべきです。

さらに

手書きの図形を移動する

などの体験的な要素もあります。この体験を踏まえて

線という概念への抽象化
を知ることも
知識を作る苦労

への理解の道を開くでしょう。

また、幾何学の誕生に関連して

古代エジプトにおけるナイルの氾濫
その後の公平な土地配分
等価な土地の概念から
抽象的な合同

まで話が広がれば

多様な見方で議論する総合学習

に最適だと思います。

また、証明の文章をきちんと訓練することで、論理的な思考法の訓練にもなります。

幾何学については、以下のnoteも参考にしてください。
幾何学から学ぶ学問の意味|鈴木良実 (note.com)

#幾何学 #系統主義 #経験主義 #総合学習


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