正しく力を使う
今の社会で
デパートは時代遅れ
という言葉をよく聞きます。確かに
コンビニに
経営破綻のデパートが
吸収される
という事態も起こりました。
しかし、それでも生き残るデパートはあります。その一つは、『阪急デパート』です。
ここで
なぜ『阪急デパート』が生き残るか
を考えてみました。私の考えは
デパートの利点を生かした
価値創造
にあると思います。もう少し具体的にいうと
阪急で売るから
ブランド価値が上がる
という手法で
無名の良品を探し
それを育てる
形で高利益を実現します。
これを、今の『神戸阪急』、昔の『そごう神戸店』と比べてみましょう。
そごう神戸店では、昔に『和菓子の老舗Tや』に日参して、出店してもらいました。それを実現した、Y崎は神戸の副店長(といっても店長はM島社長なので実権は彼)まで上りました。
この経緯があり、『そごう』時代の、神戸店での『Tや』のスペースは膨大なモノでした。しかし阪急神戸店では、力関係を反映し、他の店と同程度になっています。
一方、阪急では『D島ロール』など、当時無名のスイーツを、自力で見いだし
阪急の食品売り場で売る
で人気ブランド化
しています。
こうした
デパートの権威
を上手に使いこなす。これができれば生き残るでしょう。
こうした
正しい力の使い方
が現在社会に生き残るために必要です。