「父、サンタってホントにいるんだね」と小4の息子が言った。

（子どもたちには内緒の話ですが、とてもほっこりしたので書いちゃいます）

2020年のクリスマスは、（研究者の）女房が調査で船の上だったため、私が初めて「サンタ」に。

例年は、夜型の女房がサンタ担当。朝型で夜に弱い私は紅白歌合戦を最後まで見たことはなく、さっさと寝て朝一番に起きて子どもらの寝顔を見つつ、「おっ、プレゼントあるある」とつぶやくのが恒例でした。

中学生になり、ほっとくと12時近くまで起きている娘。そこに付き合うのはしんどいので、深夜（3時くらい？）に早起きして作戦を決行しようと計画。アラームを2重にかけて就寝。。。（就寝時、なぜか両脇を息子二人に挟まれてしまったため、アラームは音でなくバイブレーションモードにて）

夜中ふとめざめると、0：40過ぎ。緊張していたのでしょうか。子どもたちは寝静まっていたので作戦決行。

車に準備していたプレゼントを家へ。不意に子どもらが起きてくることも考え、トイレに一時保管。プレゼントが裸のままだったので、寝室のクローゼットに保管していた、過去に使ったプレゼント包装をスマホの明かりを頼りに引っ張り出しトイレで梱包、と思ったら、セロテープがない！　しばし悩んで、夜中のコンビニにテープの購入に。

気を取り直し、トイレ内で梱包再開。1階に娘。2階の寝室に息子たち。忍び足で近寄って、枕元にそれぞれプレゼントを置いて任務完了。ほっ。　

翌朝、一番に起きてきた次男（8）。プレゼントはゲーム機のコントローラー。「これがあると、〇〇ができるっさ～♪」とうれしそうにいろいろ説明してくれる。

二番目の長男（10）、特に喜ぶ様子もなく黙ってプレゼントのゲームソフトを棚にしまっていました。

朝食後、「昨日、夜途中で起きったさ～」と言い出す長男。ドキッ！とする父。思わず言い訳が頭に浮かぶ…

「父、サンタって本当にいるんだね…」と続ける長男。

「（サンタは）父だと思ってたけど、昨日夜起きたらサンタがいてプレゼント置いて行ったっさ～」と彼。　

寝ぼけ眼で見たサンタ（父）を本当のサンタと勘違いした様子。外にテープを買いに出るのに、フード付きのコートを着て、そのまま作業をしていたので暗がりではちょうどサンタに見えたのでしょうか？　

それにしても夜中に他人が家にって、サンタでなければ怖い話ですが。なんか素直に信じ直した息子を思わず抱きしめたくなった父なのでした。

というわけで、Merry Christmas & A Happy New Year! です。　

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