自分で自分の行動を決める

おはようございます。

朝の目覚めは悪いのに、夜中の蚊が耳付近に飛んできたときには秒速で反応して倒しにかかるCreceaveコーチの脩平です。


今日はちょっとだけ真面目な話をします。

まるで学校の先生みたいです。

=================================

自分の人生を自分で決めて歩く

=================================

今日は少しバスケットボールとは関係のない話をしたいと思います。


昨日、僕は自分のクラスの生徒であり、またバスケ部にも所属している選手を、とある方のところへ連れていき話を聞きに行ってきました。


そのとある方とは、KYOTO BBのオーナーでもあり、紅谷工務店社長でもある紅谷裕司さんです。


この選手は、素直でバスケも大好きな選手なのですが勉強が苦手で進路のことや将来のことについて、なかなか自分で展望を持てずにいる生徒です。


僕のこれまでの経験からすると、3年生のこの時期に具体的な展望が決まっている生徒の方が珍しいのですが


色々とこれからの話をしている中で、自分のやりたいことや頑張りたいこと

会いたい人に会って話を聞く中で将来について真剣に考える時間を作ろうとなりました。


その話の中で出てきたのが、紅谷さんだったのです。


彼はふとした事から紅谷さんの存在を知って頭の片隅に残っていた、僕に話してくれたのですが


それがたまたま僕が今所属しているクラブチームCSが練習をしているBackdoor baseというバスケットボールコートを運営している場所のオーナーさんだったんです。

毎週このコートで練習をさせてもらっていて、コートでお見かけした時は挨拶はさせてもらっていたのですが

実際にお話しさせていただいたことはありませんでした。


ですが、選手が会いたいということだったのでダメ元でお願いをしてみたら

快く引き受けて下さり、今回の件につながりました。


僕自身、紅谷さんがどういう方なのかを詳しくは知らなかったので最初の方は一緒に話を聞かせて頂きましたが、


本当にめちゃくちゃアツくて男気に溢れた器の大きな方です!!


僕自身もっともっと話が聞きたいと思っていたのですが、僕のための時間ではないので、そこは我慢しながら端っこで大人しく聞いていて


練習時間になったら練習に向かいました(涙)



本当にいろいろな、学校や教室では学べないような社会に出て大切な事をたくさん聞かせていただくことができ


連れて行った選手もとても良い表情で帰って行きました。


一番衝撃だったのは、


「社長になりたくてなった訳ではなくて、目の前の事を必死にやっていく中で気が付いたら社長という形で多くの人を雇っていくようになった」


という事でした。(え、そうなん?!みたいな感じですよね)



元々会社を立ち上げるビジョンがあって学生時代に行動していたり、

親御さんの会社を引き継ぐような形でなるべくして社長になったのかと思っていたのですがそうではなかったんですね。


でも、今では工務店を経営するだけではなくて様々なジャンルのスポーツ選手を支援していくような幅広い活動をされています。



淡々と話をしてくださったのですが、奥に隠れたアツい思いと一緒に言葉の節々に出てくることが


人のために何かすること

人を支えるような行動や活動を行うこと

人とのつながりを大切にすること


でした。


紅谷さんは自分の事を偉そうぶったりせずに、誰かへの感謝であるとか、人に対して貢献する心を言葉と行動に表していました。


そして、仕事のこともスポーツのことも自分のできる範囲で責任を引き受け、良くしていくという「覚悟」が節々に見えます。


中学生が自分の人生を全て自分で決めるというのは現実的ではないと思います。


ですが、自分で決められることは自分で決めるという事がとても大切だと日々痛感しています。


これは進路のことはもちろんそうですが、日常の些細な事でもそうですよね。


朝〇〇時に起きる

〇〇時までにお風呂に入る

家でトレーニングをする


日々、自分の意思で行動している部分をしっかりと自分と向き合って将来の自分につながるように自分で「決める」そして「行動」に起こす。


そうやって自分で決める事ができる範囲を広げていく事が「大人になっていく」作業だと思います。




中学生はまだまだ子供の部分もたくさんありますが、でも少なくとも小学生の時よりも自分の意思で何か行動を起こしたり


考えた結果、自分で決断をする事ができる年齢だと思います。


進路に悩んでいる中学生諸君。


たくさん悩んで迷っても良いし、誰かを頼っても良いと思います。



でも絶対に自分の人生の決定と責任を他の誰かに委ねないでください。


自分で自分の人生を生きよう。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?