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先輩がタイ人にナンパされてた日。チェンマイ珍道中④

日本人の先輩とタイのチェンマイで合流するために待ち合わせのカフェにいると、先輩が手を振りこちらに向かってくる。久しぶりに先輩に会えたことが嬉しく互いの近況を話そうとすると突然、

「サワディーカップ」(タイ語でこんにちは)

と先輩の隣から聞こえた。私がえ?!なに?だれ?と戸惑っていると、今日は彼も一緒に遊んでも良いか?と先輩から言われた。いやいや本人がいる場で断れないし、まずだれその彼?と色々聞きたいことはあった。だが5分後にはこうしてフルーツの美味しいカフェで3人お茶している。

改めて先輩にこの状況について問うと、彼と同じゲストハウスに宿泊していて諸々あって声をかけられ今に至る、らしい。いわゆるナンパされていたのだ。

その後も先輩とタイ人ナンパ師の彼と私は、お寺巡りやタイのローカルフードを食べたりとまあまあ満喫した。彼がいて良かったという場面も多く、お寺での参拝方法や美味しいローカルご飯屋さんなどを教えてくれた。加えて彼は写真や動画を撮るセンスがかなり高い。そのためカメラマンとして多場面で活躍してくれた。

誰この人?から始まった今日だが、なんだかんだ良い日になった。

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