雁字搦め
朝早くの庭に
朝露をあびた蜘蛛の巣
朝日の差し込む角度で
鋭角に反射して
キララカラリ
きらりからり
揺れている
羽の欠けた小さな生き物は
どれだけもがいても
もうどこにも逃げられない
もうどうにもならない
固く目をつむり
怯えながら待つしかない
その時を
その一瞬を
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朝早くの庭に
朝露をあびた蜘蛛の巣
朝日の差し込む角度で
鋭角に反射して
キララカラリ
きらりからり
揺れている
羽の欠けた小さな生き物は
どれだけもがいても
もうどこにも逃げられない
もうどうにもならない
固く目をつむり
怯えながら待つしかない
その時を
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