「いやな気分よさようなら」 デビット・D・バーンズ著
サブタイトル「自分で学ぶ抑うつ克服法」
心理学、認知行動療法の本だ。
私はこの本をYou tube【きい-心の話-】さんで知った。
とてもやさしくて、わかりやすくて、あたたかい心理学の話をしてくれてとても好きだ。
「いやな気分よさようなら」は、私の中では「自分の心の動きを書いて、自分の心を再度客観的に見つめなおす」がメインの本だなと思った。
また、
「孤独な人が認知行動療法で素敵なパートナーを見つける本」も買った。
パートナーに知られたら発狂しそうなタイトルだ。
私のパートナーへの向き合い方に悩んで買った、という理由だけれど。
少し私が思っていた内容とは違った。
どちらかというとモテる方法、恋心に振り回されない方法がメインだったように思う。
これも、「自分の心の動きを書いて、自分の心を再度客観的に見つめなおす」がメインの本だなと思った。
「いやな気分よさようなら」は、まだ1度じっくり読んだだけで、もう一度ワークをしながら読み直そうと思っている。自分の心のクセを知るために。
正直、少し読みづらいな、と思ったりもした。
様々な心の偏りの例と、ワークの例(表にする、対話する)がたくさん出てくる。
教科書のようなワークブックならよかったのかもしれない。
自己理解プログラムを知って、ワークをするようになって、
「ワークをする」って楽しいんだなと気づいた。
頭の中、自分の中から何かが生まれてくるのはけっこう楽しい。
私はずっと置物、雑貨棚と化していたデスクとチェアを使い始めた。
座椅子とこたつテーブルでやるよりはかどる。文字も書きやすい。
頭の中がクリアになる感じがする。勉強って楽しい。
仕事に行かずに勉強していたい。
「インプット」して「アウトプット」すると、
「私はこんな風に考えていたのか」と、自分がどう思ったのかが見えるのがすごい。それに、疑問もわいてくる。
これは、私は、すごいことを見つけたんじゃないかな、と思う。
小学校の頃、いやいや書いていた読書感想文、
けっこう悪いものじゃなかったんだなぁ、と
大人になった今、やっとわかった。
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