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最近読んだおすすめ小説 〜2022年11月〜

11月はまじで素晴らしすぎる作品との出会いに恵まれました。神様ありがとう。

木原このはら音瀬なりせ『COLD』シリーズ

COLD SLEEP ……1巻
COJD LIGHT 
……2巻
COLD FEVER
 ……3巻

の3巻からなるシリーズ作品。BLです。


記憶喪失になってしまった主人公と、その主人公を支える男性二人の話なのですが……


……もう、やばい。やばかった。ほんとーに、やばかった。

……神様、

本当に、本当に、この作品に出会わせてくれてありがとうございます。おかげで、一生忘れられない読書体験になりました。

それと同時に、やっぱり木原音瀬先生は、私にとって唯一無二の、特別な作家さんであることを、改めて実感しました。

この人に、出会えてよかった。
この人の作品に、触れられてよかった。
この人が、小説家でよかった。

2022年は、私の読書体験に革命が起きた年。新しいジャンルに触れ、新しい面白さに触れ、新しい作品にたくさん触れられた、貴重な一年になりました。

その中でも、木原音瀬先生との出会いは、永遠に忘れられない、かけがえのないものになりました。ありがとう。神様。



あー!!! もう、思い出すだけで胸が痛いよーーーー!!!!!!!!!!

読んでない人は今すぐ読め。以上!!!!!


※なぜか3巻目のCOLD FEVERだけ紙版が絶版してるっぽいのでご注意ください(Kindleにはありました👌)

原田マハ『本日は、お日柄もよく』

人気作家・原田マハ先生の50万部超えのベストセラー。

Twitterのタイムラインでも「感動した」「泣いた」という感想が上がっているのをよく見かけます。

私は10月末に親友が結婚式を挙げたので、その流れで読み始めました。
(このお話、実は、結婚式のスピーチシーンから始まるんです)

スピーチライターという、『言葉』を扱い、それによって『人の心』をも操るお仕事にスポットライトが当たっています。

物語の中で、実際のスピーチ文章が綴られているのですが、それを読んでいるだけで、大衆に訴えかけようとするスピーカーの声が、実際に音声として聞こえてくる気さえする。

読者はその言葉一つ一つに、心震わせられ、どうしようもなく揺さぶられる。いつの間にか、聴衆の一人になっている。

――あぁ、言葉の力って、素晴らしくて、すさまじい。

そう思わせられた、感動作です。


青山美智子『月の立つ林で』

「読むと心が洗われ、じーんと温まる」で定評のある、青山美智子先生の最新作。

タイトルにもある通り、『月』というのがひとつのキーワードになっています。

5つの物語が入っていますが、それぞれ少しずつ登場人物に繋がりがあって、最後はふわあっと温かい気持ちにさせてくれます。

ここ数年、パンデミックの影響で漠然とした閉塞感を感じながら生活を送っている人は多いかと思います。

そんな中で、他人が差し出してくれるさりげない優しさに触れた瞬間というのは、ぽっと心に火が灯ったような感覚になります。

この本では、そういう『温かみのある優しさ』が全編通して綴られています。

今の日常に不安がある人、ちょっとしたストレスを感じている人、人間関係でうまくいっていない人――この本は、いろんな人の心をほぐして和らげてくれる、優しい効果があります。

ほっと一息つきたい人、孤独や寂しさを感じている方、誰かと繋がりたい方――おすすめです。ぜひ。

《まとめ》

以上、三作品紹介しました〜。

本当は、もう一作紹介しようと思ったのですが、これがシリーズもので、まだ最後まで読み終わってないんですよねぇ〜。
今、最終巻の途中なので、12月のまとめのときには紹介できると思います!(とりあえずめちゃくちゃ面白いのは確か!!!!)

それでは! すずちんでした〜👋👋👋


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