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1日小説『夢の星』

1日小説『夢の星』

 20××年のある夏の日。俺は当たり前のように起床し、母さんがいつも用意してくれる朝食を食べ、大学へと通った。友達の晴翔(はると)にカラオケに誘われ、俺たちは河原町のカラオケ店へと向かった。その途中、空にきらりと何かが輝いた。
「なんか光らんかった?」
 俺は空を仰ぎながら晴翔に尋ね、彼も空を仰ぐ。
「何もないと思うけど。飛行機とかやない?」
「……そうやな」
 少々納得がいかないものの、本当に何

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