見出し画像

「お面」は「お面」になった

今年もスーパーで豆を買ってお面をもらってきました。
二人とも小学生になった娘たち。スーパーでもらってきた鬼のお面を被せても「変なの」と。小さなころのように鬼のお面を見ただけでは泣いたりしなくなりました。大きくなったなと嬉しい反面、小さなころのように泣きわめく、泣いて逃げ回る彼女たちの姿が懐かしく、少し寂しく思えてしまいます。

長女が4歳、二女が2歳の時の節分。トイレで隠れて鬼のお面をつけて、彼女たちの前に出ると…「うわぁ~(涙)」大泣き。豆をもってスタンバイしていたはずが投げるどころか泣くことが精いっぱいで収拾がつかなくなり。とりあえず泣いて家じゅう逃げ回っていました。お面をとった私がいなくなっても泣き続け泣き止むことがなかったあの日。
そこから一年たったころには二女だけが怖がるようになり、その二年後には鬼のお面は「お面」として子供たちに認識されるようになりました。それまでは「鬼」だったのにー。

我が家の節分。二女は豆まきがしたいとまだ言ってくれているので、豆まきのために折り紙で升を一緒に作りました。
怖がってくれないけれど…今年もスーパーの「お面」で「鬼」になります。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?