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筆ペンを習う

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大人の手習い。 筆ペン学習の記録です。
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2023年8月の記事一覧

筆ペンを習う~楷書に調和するひらがな4~

今回は、「う・え・さ・き・け・に」を学びます。 「う」や「え」の一画目の点は、そるように書きましょうとのことですが、全然それてない! そるように、と思いながらは書いているんだけどなあ。 襟巻に首引入れて冬の月 杉山杉風(すぎやまさんぷう) あまりの寒さに首を襟巻の中にうずめながらも、とぎ澄ましたように輝く冬の月をあおいだ。 草山に馬放ちけり秋の空 夏目漱石 牧草のしげる山に馬が放たれている。 高く澄みわたった秋空は、その風景のように広々としている。 一通り書いてから

筆ペンを習う~楷書に調和するひらがな3~

ひさしぶりに筆ペンに取り組みました。 楷書に調和するひらがなの続きで、今回は「て・り・の・め・ち・ら」。 夏の雨きらりきらりと降りはじむ 日野 草城 夏の雨がきらりきらりと光って降りはじめた。 そのひとつぶ、ひとつぶが見える。 書いていると、急に自分の書き癖が降りてくる瞬間があって、特に漢字の時に多いのですが、手が自然と動いていきます。 ノリに乗っているとも言えるのですが、暴走になることもあるので、練習の時は冷静になれるように気を付けなければです。 さっさかさっさか調子

筆ペンを習う~楷書に調和するひらがな1.2~

ひらがなの基本線 少し先に進んで、楷書に調和するひらがなを学んでいきます。 老眼がマジでやばいので、今回は裸眼。 ああ、見える…。 ひらがなの線は、曲線が多いので、筆ペンに慣れてないと本当に難しいです。 中太りにする線も、力の入れ方と抜き方がまだよく分からないかも。 まだ、なぞりが多いから、そこまで違和感を感じませんが、これは完全に自分の線のみになったら、なかなか厳しいです。 あは、なぞりですらも危うい線。 これはもう本当に筆記用具に慣れるしかないですね。 それはつま

筆ペンを習う~折れパターン~

左側からの折れ。 「女」って苦戦しますよね。 でも、「女」より「台」のが苦手かも。 ムがなんとも。 折れて、それて、はねる。 「九」は嫌いじゃない気がしています。 「気」を書いていると、払いの書けなさにまたイラッとしますねえ。 いつになったら書けるようになるのでしょう??

筆ペンを習う~そり~

老眼が入ってきたようで、手元がぼやけています。 簡易な老眼鏡を用意すべきでしょうか。 今回は「そり」です。 力の入れ方が急なのか、もっと筆先で細く書かねばならないのか、線に変なクセが出ますね。 力抜けばいいのか、筆ペンが良くないのか、弘法さんと違って素人は筆を選んでしまいます。 「そり」の練習なんですけど、その先にある「ハネ」がやばいですね。 方向定まってないし、ひょろついてるし、勢い良く書いても、ゆっく~り書いても向きが変な方行っちゃうんだけど、困りました。

筆ペンを習う~左払い~

今回は、左右の払いからまがりまでを練習しました。 やっぱり、左払いが苦手です。 特に「大」に代表される、真っ直ぐ下ろしてからの左へ急カーブする払いが書けない!!! 他に「天」とか「火」にあるわけですが、多分「火」ならまだバランスがとれそうなのに、横画と絡んでくると書きづらいのはなんなんでしょうか?? いったん諦めて、まがりの練習に移ったわけですが、「元」とか出てきちゃって、ここでまた左払いに苦戦するわけですよ。 まったく、3歩進んで2歩下がる的な、よく出来た教材です。

筆ペンを習う

まず横画を書くところからスタートした教材。 筆先をななめに置いて、筆圧をかけていく。 この右上がりがなんとも難しい。 横画がそれなりになったら縦画に進むが、これがまた手が震えてしまって進まない。止める縦、はらう縦、はねる縦と練習するが、ただまっすぐ下に線を書くことがなんと高難度なことか! そして、左払いに右払い。 筆で書く右払いというのは、もはや筆の醍醐味とでも言うべき、最難関だと思っていたが、その前に左払いがやばかった。 入門編で壁を感じているんだが、ちゃんと進めていけ