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一年間毎日投稿をして変わったこと

 2020年、節目のようなこの年に何かに挑戦しよう!と思いたったのが、ちょうど一年前。すこし考えて、それまでときどき投稿していた140字の散文を、Twitterで毎日投稿することを決意しました。
 続かないかなぁとぼんやり思いつつのスタートだったので、特に宣言もせずに始めたのですが、自分でもびっくりすることに一年間毎日続けることができたようです。
 せっかくなので、一年毎日投稿をして変わったこと、気付いたことをまとめておこうと思います。

1.いいねの数が気にならなくなった

 わたしはわりと相手の反応を気にする方で、投稿したもののいいねやリツイートの数をみては「こういうのがうけるのか」「これはすべった」などいちいち考えていました。ちっともいいねがつかなければ書くのをやめてしまいたくなることもあったなあ……。ですが、毎日投稿していると振り返っている暇などないので、3ヶ月くらい続けたあたりからなんにも気にならなくなりました。そしてその代償として、書いたものをどんどん忘れていってることにも気づきました。。

2.書くことから離れずに済んだ

 7月に結婚したことや今年受け持っている子供たちが本当にかわいくて大好きなことなど、いろんな理由があるのですが、2020年はわたしにとって、コロナ禍にもかかわらず幸せな一年でした。そのせいで、何か書くことに対する意欲が薄れたというか、書かなければ辛いという自分のなかの核が揺らいだ年でもありました。加えて2020年の後半にちょっといろいろあったので(とくべつなことではないのでそのうちお話します)、10月〜12月はほんとうになにも書くことができなくなってしまいました。小説に至っては5月ごろに書いたのが最後な気がする。
 だけど毎日投稿だけはしようと決めていたので、なんとか書くことをやめずにいられました。たぶん毎日投稿をしていなければ、ツイッターも10月くらいに更新ストップして、いるのかいないのかわからない人になっていたと思います。

3.なんとかなるし、自分が枯れることはない

 今日は本当に書くことないから! もうなんにもかけないから! ……という日が年の半分くらいありました。でも意外となんとかなる。後述しますが、自分の中の散文パターンみたいなのがあるんですよね。とりあえず画面とにらめっこしていれば、どれかしらにはのせられる。(でもそうするとワンパターンになりがち。。)
 同時に、書けないときの原因も見えてきました。今までは、書けないと「わたしの創作力みたいなものが枯れてしまったんじゃないか……」なんて思っていたんですが、あれ違いますね。わたしの場合、書けないのは気分のむらのせいでした。たぶんわたしは自分の気分にすごく左右されるタイプで、逆に言えば書こうという意志さえあれば、自分が枯れて何も書けなくなるということはなさそうです。(でもインプットやわくわくがなくなればアウトプットはできないとも思います)

4.自分の書くものの特徴がわかってきた

 毎日書いていたら、自分の書くものに、なんとなくですがパターンを見出せるようになりました。はっきりジャンル分けするのは難しいなと思うのですが、なんとなくでいうと、、

・詩(定型/不定形/口語調)
・物語(童話調/微ホラー/叙述トリック)

 ついでに書くときのくせもわかってきました。使いやすい単語とか、つまったときに出てきちゃう言葉とか。10月くらいからはおんなじ言葉を使いまわしていた気がして反省しかないです。あたらしい言葉を入れるって難しいですね、、自分的に、気持ちが入らないと使えなくて。。


 とまあ、ざっくりまとめるとこんなかんじでした。ちなみにわたしは夏休みの最後に宿題で苦しむタイプなので、一日の終わりに書き始めることも多く、重荷に感じることも多かったです。(自分で決めたくせに。。)こういうのっていいことばかりじゃなくて、悪いこともいろいろあるんだなあというのも、やってみなければわからない気付きでした。
 今も調子がよくないので、文章がちっとも書けないままです。ついでに本を読むこともできなくて、純粋にエンターテイメントとして読んでいられる漫画ばかり読んでます。個人的に、このnoteを書けたのがびっくりです(ものすごく短い記事ですが)。

 いつか2020年の散文365個をどこかにまとめたいなあ、とも思います。一年間お付き合いいただき、本当にありがとうございました。(2021年どうするかは未定です!)

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