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意外なメリット:ドイツの図書館を使ってみよう!

こんにちは、北ドイツ、またはハンブルグにお住まいの皆さん!
今回は、ハンブルクの公共図書館「Bücherhalle(ビュッヒャーハレ)」の便利な利用方法をご紹介します。

ドイツ語も英語も本を読むレベルじゃないから年会費まで払って図書館利用なんて興味ない、と思う方も多いと思います。私もそうでした。
実は、意外と日本語の書籍やDVDなどもあるので、利用メリットはあります。ドイツ語学習の教材も豊富にあります。

ドイツ語が苦手でも簡単に利用できるよう、わかりやすくステップごとに説明しますので、知らなかった方もぜひ試してみてください!

1. 図書館カードの作成

まずは利用者カードを作成しましょう:

  1. 最寄りのBücherhalleを探す

    • ハンブルク市内には多くのミニ図書館"Bücherhalle"があります。中央図書館までわざわざ行くのは、、、という方に是非お勧めです。公式ウェブサイト(Bücherhallen Hamburg)で、最寄りの図書館を見つけましょう。

  2. 必要な書類を準備

    • 以下のものを持参してください:

      • パスポート/身分証明書

      • 住所登録証明書(Anmeldebestätigung)

      • 学生の場合は学生証(学割が適用されます)

  3. 受付で登録

    • 図書館に行き、受付でカード作成の旨を伝えます。「Ich möchte eine Bibliothekskarte erstellen.(イッヒ メヒテ アイネ ビブリオテークスカルテ エルシュテレン)」と言えばOKです。申込用紙に記入し、書類を提出します。

  4. 利用料の支払い

    • 年会費は一般成人で20ユーロ、学生や子供は無料または割引があります。支払いは現金やカードが使えます。年会費を払ってでも利用するメリットはたくさんあります!

2. 図書館の利用方法

カードが発行されたら、次は実際に図書館を利用しましょう:

  1. 入館

    • 図書館に行く際にはカードを持参してください。Bücherhalleでは、閉館日や時間外でもカードで入館でき、返却や貸出が可能です。これがなかなか便利です。限られた開館時間を狙って急いで他の計画を前倒したり後回しにしなくて済むのはありがたいです。

  2. 資料の検索

    • 館内のコンピューターやスマホのアプリを使って、必要な資料を検索できます。特にアプリでは、借りたい書籍がどのBücherhalleにあるのか、いつまで貸し出し中なのかなどがわかりやすいです。

  3. 資料の借り出し

    • 借りたい本やDVDを見つけたら、貸出カウンターまたはセルフチェックアウトマシンでカードを使って借ります。貸出期間は通常4週間で、オンラインで延長も可能です。

  4. 取り寄せサービス

    • ミニ図書館(Bücherhalle)から中央図書館や他の図書館から書籍やDVDを取り寄せることができます。ただし、取り寄せには費用がかかります。本だと1冊ごとに2ユーロ、DVDなどメディアは一括2Eur(2024年6月時点)。

3. その他のサービス

図書館では、本の貸し出し以外にも様々なサービスを提供しています:

  • 日本語の書籍と絵本(中央図書館)

    • 日本語の本や子供向けの絵本もかなり豊富に揃っています。1階の子供向けスペースはベビーカー置き場やプレイルームもあり、雨の日の退屈しのぎにもぴったりです。

  • イベントとワークショップ(Bücherhalle)

    • 定期的に子供向けの読み聞かせや大人向けのワークショップが開催されます。イベント情報はウェブサイトや図書館内の掲示板で確認できます。

  • 電子書籍とオンライン資料

    • 図書館のウェブサイトから電子書籍やオーディオブックをダウンロードできます。自宅からでも利用可能です。

4. 図書館のルール

  • 返却期限を守る

    • 期限内に返却し、延滞しないように注意しましょう。延滞料が発生します。

5. おすすめの邦画

ハンブルク中央図書館には、ルパン三世の「カリオストロの城」「ウォーターボーイズ」などの邦画も揃っています。
最近の話題作では「ドライブ マイ カー」なども。
日本の映画も楽しめるので、ぜひチェックしてみてください!

便利なアプリを使って気になる書籍の検索や予約も可能です。ぜひ積極的に利用して、充実した読書ライフを楽しんでください!


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