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海外転職エージェントの利用について

ドイツで海外転職エージェントを利用した際の経験からのアドバイスをまとめます。

担当者はもちろん外国人です。言語は英語またはドイツ語になります。

コロナで在宅勤務が日常になった2020年ころから転職エージェントとの面談もすべてオンラインになり、それゆえドイツ国外からの転職エージェントからのコンタクトも増えました。

着信元ががイギリス、ドバイ、ポーランド等様々です。ドイツ国外からのコンタクトはLinkedinを通じてになります。まずはLinkedinに英語で履歴書と紹介文を登録しましょう。エージェントから思わぬ案件の紹介があるので選択肢が広がります

日本の転職エージェントを利用された経験のある方には特に注意していただきたいのですが、同じサービスの質を期待して同じ感覚で利用しないでください。

海外転職エージェントは紹介コミッションのみを気にしているので、正直に悪く言えば私たち応募者を使い捨てのように扱います。日本の転職エージェントが当然のように提供する”私たち登録者の今後のキャリアや、さらなる転職をさけるためのサポート”など一切ありません

紹介した先に応募させること、採用させることには若干協力的ですが、基本的にほとんど何もしません。こちらの基本的な質問(会計システムは何か、勤務地、チーム構成など)に回答できないケースも多々です。

彼らにとって大事なのは私たち候補者が採用されそうな可能性があるかどうか。悪く言えば使えるか使えないか。それのみです。

転職エージェントとの面談では、決して本音で話さず、面接のつもりで良いことだけをアピールしてください。日本の転職エージェントと同じように対応して本音で転職理由(残業を減らしたい等)を伝えようものなら二度とそのエージェントから連絡は来ないでしょう。(とはいっても半年後には忘れてまた連絡来る可能性もありますが・・・。しばらくは市場価値がないとして気に留めてもらえないです。)

面談で”この候補者は使える、市場価値がある”と印象付ければその後も担当者からマメに連絡が来ます。ちなみにドイツ職歴社数が少ない時期とアピールの仕方が未熟だったころはほとんど連絡ありませんでした。

もちろん、自分なりにどう面接でアピールしていいか相談したい場合はぜひとも相談してください。この点は疎まれたりすることはありません。ただ、自分なりに既に回答を準備してどの観点からどちらの回答がいいか、という質問の仕方がよいです。

計3年ほど転職エージェントを利用していますが、模擬面接をサポートしてくれたのは一社のみで最終面接の場合でした。

転職エージェントも応募企業も、面接したにもかかわらず一切音沙汰ないことは普通です。日本では信じられないですが参考までに。



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