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Firedrichstadt おススメ ホテルMooi Hotel Garni

旅の楽しさを何倍にもしてくれる場所があるとしたら、それは間違いなく Mooi Hotel Garni です。この古き良き街 Friedrichstadt に位置するホテルは、私たち家族の旅を特別なものにしてくれました。
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レトロな雰囲気が漂うリノベーションホテル

Mooi Hotel Garni は、歴史を感じさせる建物を現代的にリノベーションしています。家具や内装は一般的なモノトーン調のホテルとは一線を画し、親しみやすくレトロな雰囲気が漂っています。古い建物の魅力を活かしながらも、快適さを損なわない設計が施されており、訪れる人々を温かく迎え入れてくれます。

駐車場はこのコーナーどこでも停めていいそうです。

最高の立地

立地も最高です。街の中心にあり、観光名所やレストランへのアクセスが便利です。私たちも子連れでの旅行でしたが、観光やショッピングを楽しむのにまったく不便を感じませんでした。

スイートルームへのサプライズアップグレード

私たちは普通の部屋を予約していましたが、子連れということもあり、空いていたスイートルームにアップグレードしてもらえました。広々とした部屋は快適そのもので、特に子どもは大はしゃぎ。古い建物特有の段差や、レトロな家具に魅了され、こどもにとってはホテルがテーマパークのようでした。

200年前の景色に思いを馳せる

スイートルームからの眺めは昼も夜も素晴らしく、200年前の人々もこの同じ景色を見ていたのだろうかと妄想が膨らむ滞在となりました。歴史を感じる街並みを見下ろしながらのひとときは、特別な思い出となりました。
夕暮れも最高です!

夕暮れ時もうっとりさせられます。

大きなベランダでのひととき

日本でいう2階(ドイツでは1階)には大きなベランダがあり、テーブルやリクライニングチェアが置いてあります。宿泊客たちがここで日光浴を楽しんでおり、私たちもこの素敵なスペースでリラックスした時間を過ごしました。

廊下から見える景色もまた美しい

オーナーの心温まるおもてなし

オーナーも小さな子どもがいて、子供たちにとてもフレンドリーです。夜遅くまで子どもが寝付かず、他の宿泊客に迷惑をかけてしまったことを翌朝申し訳なく伝えたところ、オーナーは
「子どもが泣くことは何の迷惑でもない。迷惑行為っていうもんは大人から来るものだ」とのこと。
その言葉に心がほっとしました。
ドイツって、本当に子どもや子連れの人に親切なんです。

さらに、夕食時に子供の食べ物がない場合、ベビーフードを温めてくれる申し出や、朝食時には窓際の安全な場所にベビーチェアを用意してくれたり、バナナしか食べれない子供のために特別にバナナを用意してくれたりと、至れり尽くせりのサービスでした。

地元の新鮮な素材を使った朝食

朝食も驚くほど美味しかったです。地域のお店を利用した新鮮な素材が使われており、ドイツ在住歴の長い私たち夫婦でも感激しました。ボリューム満点のハムやチーズ、サラダ、卵料理など、毎日同じメニューでも飽きることなく楽しむことができました。
卵はゆで卵、オムレツから選べ、フレッシュオレンジジュースもコーヒーもお代わりできました。

チーズとサラミが特に素晴らしかったです。

心温まるお土産

滞在最終日には、オーナーが地元でオーダーしているというこだわりのベーカリーの食パンを一斤お土産にくれました。
「旅行後は家に食べるものがないもんだ。小さな子が家について食べ物がないのはつらいだろう。この子がすぐに食べれるように」との心遣いに感動しました。
チップを奮発すると、オーナーは受付にある貯金箱に「チップは全てうちの子供の資金にしてるんだ!」と言って嬉しそうにお金を入れていました。

この黒い食パン、子どもも大人も虜になりました!

Mooi Hotel Garni の後も続く幸せな朝食習慣

旅の後も、ホテル Mooi Garni の真似をして週ごとに開催されるローカル市場でサラミやチーズを買って朝ごはんを楽しんでいます。量産型のスーパーで手に入るハムやチーズも悪くないですが、やはり市場で買えるハム・チーズは格別です。QOLの向上です!

注意点

ただし、注意点もあります。ホテルには地上階に宿泊客用のトイレがないため、トイレを利用する際は部屋に戻る必要があります。
また、古い建物特有の床の不均一さが気になる方にはお勧めできません。私も古い建物のホテルはあまり得意ではないので、この点気になる方はホテル選びの際考慮したほうがいいでしょう。

終わりに

Mooi Hotel Garni は、家族旅行をより特別なものにしてくれる素晴らしいホテルです。心温まるおもてなし、美味しい朝食、レトロな雰囲気を楽しむことができ、Friedrichstadt の魅力を存分に味わうことができました。夫はこの旅の翌週も同じホテルを予約しようとしたほどこのホテルを好きになりました。残念ながら予約いっぱいで断念しましたが、必ず頻繁に訪れる街となるでしょう。


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