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通りすがる人とそうでない人

先日息子の卒園式だった。
年少の2学期から途中入園し、言葉もまだ上手に話せない中いきなり大勢の中で生活することになって本人は周りについていくことに必死だったんじゃないかと思う。心配が多かった分、成長した姿に感動した。

私はというと、この2年半でママ友というものはできなかった。
バス登園だったので同じバス停のママさんとたまに話す程度でお互いにいい距離を保っている感じ。逆にどうゆう流れでママ友と言える人ができるのかがいまだにわからない。もちろん子どもを通じて仲良くなるものなんだろうけどそこから連絡先を交換する、そして公園で遊ぶ約束をして、たまに子どもが幼稚園へ行っている間に大人だけでランチへ行き子育てについてのあれこれを話す…こんな感じなのかな?

もし私が社交的だったら息子の幼稚園ライフも少し違ったものになっていたかもしれないと思うと少しだけ申し訳ない気持ちになるけど、私はママ友がいなくても全然困ることもなかったし私の人生を俯瞰してみたらただの通りすがりの人達でしかない。(それは相手から見ても同じだと思う)

ママ友はできなかったけど、数年前によく耳にした“引き寄せの法則”は信じてるタイプだ。その時自分が必要としている人が不思議と近くに寄ってくるし、似たような感覚を持った人が自分の周りにはいる気がしている。


23歳の時に親友が病気で亡くなった。毎年お墓参りへ行っている。
ある時から中学校生活で1度も同じクラスになったこともなければ部活も違っていて、おまけに教室も1階と2階で離れていたし当時話したこともないような友達と一緒にお墓参りに行くようになった。卒業したらもう会うことはないだろうと思っていた人とどうしてこうなったのかはお互いわからないけど年に一度必ず連絡が来て2人でお花を持ってお墓へ行っている。今ではそれが当たり前のようになっていて…


人のご縁って本当に不思議。
今までは“幼なじみだから”とか友達歴の長さみたいなものに縛られがちだったけどそれって全然関係なくって、その時その時で関わる人が違ってくるんだなぁとそんな当たり前なことをぼんやり考えた今日この頃。






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