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オヤジのバカっぷりが結構好き:映画評「ブラック・ウィドウ」

「シビル・ウォー」後のブラック・ウィドウを描く単独映画。
ディズニー+で「見放題」になりましたので、視聴。
シリアス色の強い「シビル・ウォー」から、これでもかのド派手展開の「インフィニティ・ウォー」「エンド・ゲーム」をつなぐ作品(の一つ)ですが、その「シリアス」と「ド派手」が同居した印象の作品になってます。

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ロシア(ソ連)で影のスパイ組織に育てられたナターシャ(ブラック・ウィドウ)。
彼女にはアメリカで潜入操作をした時代に<偽装家族>があって、そこで一緒に生活していた<妹>が暗殺者として…

何やら「ミレニアム」シリーズっぽい陰鬱な裏切りと抑圧の家族ドラマ展開が始まりそうな設定。
…なんですが、そこは「マーベル」。
そんな展開にはならないというか、そういうとこはスルーというか…。
この設定で、この面白展開かよ〜と、ちょっと呆れちゃいましたw(褒めてます)。
「レッド・ガーディアン」というソ連版「キャプテン・アメリカ」だったらしき親父さんの間抜けっぷりがツボでした。


まあその分「敵の表現」がやや雑というか、ちょっと「小物」っぽくなっちゃうってのはあるんですけどね。
いや、やってることはかなりスケール感あるんですが、キャラクターとして立ってないっていうか…。
そのクセ、ラストの展開は無駄にド派手スケールなんですけどw。

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アベンジャーズの一員がスパイってどうよ?

ってのはズッとあったんですが、そこを押し切った末がこの作品って感じでしょうか。
作品単体としてのバランスはどうかなとは思いますが、それはそれでいいか〜ってのが個人的感想。
何はともあれ、

ナターシャ、お疲れ様

ということで。



#映画感想文
#ブラックウィドウ
#マーベル

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