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現代版「悪党パーカー」って感じかな?:読書録「続・用心棒」

・続・用心棒
著者:デイヴィッド・ゴードン 訳:青木千鶴
出版:ハヤカワ・ミステリ(Kindle版)

楽しませてくれた前作に続いての第2作。
期待を裏切らず、楽しい時間を過ごさせてくれます。


正直、「第1作って、どんな話だっけ?」ってとこもあったんですが、
大丈夫。
ちゃんと冒頭で「前回のお話」的なマトメをしてくれています。
まあ、それがなくても別にいいっちゃあ、いいんですけどw。


ストレートなジェットコースター的ストーリー展開
一癖も二癖もある、魅力的なキャラたち
意表をつく人間関係のもつれ

ドンパチ&アクション


特に前の話を覚えてなくても(読んでなくても)楽しめます。
本作のメインラインは「強奪」ですんで、「悪党パーカー」的展開。
現代にアップデートされた「パーカー」ものとしても十分に評価できますな、これは。


前作でも「お気に入り」だったロシア人金庫破り&殺し屋「エレーナ」。
やっぱいいなぁ。
ヒロインはFBI捜査官「ドナ」でしょうし、そっちの方の展開もニヤリとさせられるんですが(いつの間にやら外堀が…)、「相棒」としちゃあ、やっぱり…。


ちょっとした引きがあって、「続く」ってラスト。
是非ともまた、このメンバーたちに再会したいです。


話はまた、忘れてるかもしれませんがw。



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