なんで死んだんやろうね:映画評「三島由紀夫vs東大全共闘 50年目の真実」
分からんし、分かろうとももう思わんし、分かるもんでもないやろうな。
真面目な人やったんやろうね。
このドキュメンタリー見て、つくづく思いますわ。
しかし、難しいこと言ってますな、お互い。
前提となる知識量もかなり違うので、理解が追いつかない。
「反知性主義」とか言いながら、これはどういうこと?w
それでいて通じるところは互いになんかあったんやろうな〜とも。
「共通した敵」はなんだったのか?
<芥正彦「あやふやな猥褻な日本国」>
だからこそ、今も生きている全共闘世代の発言が意味を持っている。
多分、今もそのときを生きている「芥正彦」の姿に、「あり得たかも知れないも現代の三島」の姿を重ねてみたりして。
…いや、あそこまでヒネてないかw。
それは50年前もそうだった。
そういう意味じゃ、見たくなかったんかな。やっぱり「今」を。
予想以上にカッコイイ、でも演技が透けて見える、それでいてその道化ぶりも自覚している三島由紀夫の姿。
なるほどね。
人気があったのもわかる。
でも多分、もう三島作品を僕が読むことはないだろうなぁ。
そういう時代になったからこその50年ぶりのドキュメンタリーなのかもね。
三島由紀夫を読んでた世代には興味深く見れるかも。
でも子供たちが見ることはないと思います。
それが良いことなのか、悪いことなのかは、僕にはなんとも言えませんが。
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