モノクロフィルム・イン・ザ・市民プール。
モノクロフィルムを詰めてプールに出かけた。
すでに夏を2回分、門を閉ざしたままで過ごした市民プール。
走る電車の中から見かける度にずっと気になっていた。
というより徐々に自然に淘汰されていく様子に日々ウズウズは高まっていた。
無論、中へは入れないから金網にへばりついて覗いてみると、
水を忘れたプールも、
網の目にひび割れたプールサイドも、
皆一様に夏の到来を夢見て眠っていた。
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モノクロフィルムを詰めてプールに出かけた。
すでに夏を2回分、門を閉ざしたままで過ごした市民プール。
走る電車の中から見かける度にずっと気になっていた。
というより徐々に自然に淘汰されていく様子に日々ウズウズは高まっていた。
無論、中へは入れないから金網にへばりついて覗いてみると、
水を忘れたプールも、
網の目にひび割れたプールサイドも、
皆一様に夏の到来を夢見て眠っていた。
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