いつぞやの東京ステーション＆ギャラリー。

現像までに時間がかかってしまったフィルムの中から今年の春先に東京ステーションと、ステーションギャラリーで開催されていた「安井仲治展」を訪ねた日の思い出が現れた。

以下、当時のメモより。
夭逝の写真家「安井仲治」。「これ、撮りたくなるよね。」と親しみの湧く写真の数々。そして思わずうーむ、と唸らされてしまう構図の取り方や素材の取り合わせがたくさんあった。実験的な撮影にも多く挑戦されていて、あらためて写真とは光と影と化学反応で成り立っているのだと思い知らされた。またひとり素敵なアーティストの世界を知ることができた。時代は違えどもみんな同じように悩んだり感じたりしながら生きていたんだ、とうれしくなる展示だった。