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アメージング・タイランド・マラソン・バンコクのためのTIPS

今週の日曜にアメージング・タイランド・マラソン・バンコク(ATMBKKって略すね)がタイの首都バンコクにて開催されます。タイといえばもはやLCCで気軽に行けちゃう系のカントリーだし駐在者の数に比例して日本人にも馴染み深いということで、こちらのマラソンに出場されるランナーさんや、これが初めての海外レースと意気込んでいるランナーさんもいるんじゃないかなと思いました。

ちょうど1年くらい前の今あたり、大学時代の友だちがタイに移住したと聞きつけこのマラソンにノリで参加してきたので、ちょっとでも痒いところに手がとどく感じの情報(日本語の使いかたあってるかな…)をお届けできればいいなと思い、ひさびさにnoteをひらいた次第です。サブフォーの切るためには的な速く走る術とか一切書いてないので、そのあたりだけご了承おねがいします。

1.悪いことは言わない、タイに飛ぶ前に”Grab”だけはダウンロードしておきな

Grab。日本語訳は”掴む”らしいです、それはどうでもいい。東南アジアでいうGrabは世にいう配車アプリのこと。米国発配車アプリの雄Uberの東南アジアバージョンとでもしましょうか。このアプリがあるだけで、あなたの東南アジアライフは松崎しげるが白くなるくらい激変します。そう、ボタンひとつで車呼べちゃう。しかも値段も乗車前にチェックできる。クレジット決済だから揉める必要ナッシング。いままでのぼったくりとの応戦はなんだったのかしら…と頭を抱えるレベルです。
悪いことは言わないので、こいつをダウンロードしておきましょう。タイに到着してからでも平気っしょと構えているそこの君。登録にはSMS認証が必要でWi-FiがあってもSMSが届かない事態はわりと頻発するから、電波を享受できるうちにダウンロードしておきな。SIMフリー携帯の人で、現地でSIMカード買う系の人はそもそもアプリをダウンロード済みだと思うので心配していないです。


マラソンEXPOは”AIRPORT RAIL LINK MAKKASAN”で開催されてて、ここはアクセスの立地はいい場所なんですけど、できるだけ楽に移動したいときはホテルからGrabで行くのをおすすめします。まじで楽だから。

そしてこちらのATMBに参加するランナーはですね、Grabの割引きクーポンがもらえるはずです、少なくとも去年はもらえました。使いかたは簡単、もらったクーポンのコードをGrabのアプリ内で打ちこむだけ。わからなかったらマラソンEXPOのスタッフにクーポンとGrabのアプリ並べて困った顔すれば察してくれるはず。

ちなみにタイの渋滞はびびるくらい混んでるので、もちのろんでAIRPORT RAIL LINK MAKKASANからスタート地点までとゴール地点からAIRPORT RAIL LINK MAKKASANまでのシャトルバスが運行してるんですけど、わたしとしてはバイタクをおすすめします。これもGrabで手配できます。手元にWi-Fiないと厳しいかもしれないけど、バンコクはおもったよりWi-Fi飛んでるので諦めないでほしい。ちなみにバイタクはこんな感じ。

2.マラソンEXPOでSNSにマラソン参加するよ系の投稿をすると、オリジナルグッツもらえるから投稿したほうがいいよ

たぶん木曜から土曜の3日間でマラソンEXPOが開催されるんですけど、結構これが規模でかめ。いろんなショップもあるし、何か忘れちゃった人はここで購入できるから安心してほしいです。

どうもATMBはSNSにパワー💪( ˙◡˙💪)をいれているらしく、#AmaizingThailandMarathonBangkokをつけてInstagramかfacebookに写真を投稿するだけで、なんとオリジナルグッツをもらえちゃうから投稿したほうがいいと思います。ちなみに去年はなかなかいけてるTシャツでした。

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3.レース前夜に何食べればいいか謎なときは、とりあえずバンコク伊勢丹に行こう

海外でのレースに慣れている人は、ここ読まなくても平気。あなたはレース前夜に何を食べるかすでに決めているはずだから。

そうじゃなくて、うちまじで海外レース初めてだし、胃もそこまで強くないみたいなランナー。たぶんいるはず。バンコクは最近まじビビるレベルで近未来的になってるけど、食べものとかはやっぱりデリケートなところですよね。しかもレースの前日なんていつもよりピリピリしてるのに、食あたり起こしたらもう殺意案件です。
殺意案件を生みださないためにも、ちょっと不安と震えてる人は迷わずバンコク伊勢丹に行きましょう。伊勢丹、そう我らがジャパニーズブランド。レストランフロアはまじで日本だから。え、うち帰国したっけ?みたいになること間違いなし。とりあえずバンコク伊勢丹のホームページを貼っておくので、レストラン探したい人はぜひクリックしてみてください。

バンコクのホテルはサービスアパートメントタイプも多くて、備え付けキッチンもある優れたルームに泊まることもあると思います。前日はがやがやせず、のんびり自分のお部屋でごはんを召し上がりたい系ランナーも心配しないで。伊勢丹バンコクにはスーパーマーケットもあって、日本の食材をごりごり購入できます。わたしは去年のレース前日にレトルトカレー買って、友だちの家でもりもり食べてました。

4.スタート時刻は朝の3時、もう一度言います、朝の3時です

日本でもなじみ深いホノルルマラソン、こちらのマラソンスタートタイムが朝の5時。めっちゃ早朝と当時は震えていたんですけど、アメージングなマラソンはさらに上。朝の3時がスタートタイム、荷物預けは2時40分までです。(たぶん過ぎても回収してくれるとは思います)逆算すると、これはもはや何時に起きればいいのか謎な雰囲気になります。ぶっちゃけこのスタートタイムがベストオブアメージング。


選択肢としては2択で、キングオブ早く寝るか、パリピ系オールで攻めるか。去年のわたしは前者でした。ギャルといえど、睡眠だいすき。
真面目な話をすると、東南アジアは高温多湿なのでスタートタイムがごりごりに早く、高温多湿なランニングは体力がびびるくらい消耗します。まじでしんどい。ということで、オールで挑むと睡魔やら暑さやらで死にたくなりそう…と不安でぶるったのでたくさん寝ました。たぶん寝たほうがいいんじゃないかな、主観だからなんともいえないけど。

5.スタートした直後にスタジアムから外に抜ける道が細すぎてめちゃくちゃ混雑します、押さない駆けない焦らない。

42kmと21kmのレースのスタートラインはRajamangala National Stadium内になります。このスタジアムはなかなかに広く、スタート前には大音量で準備運動タイランドVerが開催されていたりするので楽しいです。
さてはて3時をちょっと過ぎたくらい(基本的にスタート時刻ちょうどにスタートするなんて思わないように、そんな国はほぼ日本だけです)にスタートの合図があるはず。同時にめちゃくちゃ花火もあがります、ド派手です。スタジアム内をスタートして、ランナーはバンコク市街へと放たれるわけですが、スタジアムからの出口がめちゃくちゃ狭いです。それゆえ都心の通勤ラッシュの山手線ばりに混みます。こんな感じです。

なのでいくら速く走りたい感情をお持ちでも、ここは焦らずに避難訓練を思いだしてください。わたしたちは地震大国の日本国民、避難訓練ならお手の物ですよね。

6.基本的にはゆるゆるの雰囲気なので、ゆるふわ東南アジアランニングを楽しみましょう。

これは独断と偏見かもしれないのだけれど、あったかい地域の人は基本的にゆっくりゆっくりです。5分遅れたらブチ切れられるみたいな話はあんまり耳にしないです。レースに関してもそれは同じ。割と早めの時間帯からのんびり歩き出す人や、日の出と同時に歩く人、ゴール直前だけど歩く人、いろいろいます。AMTBKKは日本人の参加者が多いのも事実なので、そのあたりピリピリした空気は漂うかもしれませんが、基本的にゆるふわ系です。ちなみにどれくらいゆるふわかと言いますと、4時間半のペーサーのおにーちゃんが「今日のレースにあわせて昨日超絶いけてるシューズに新調したら、靴擦れして足痛い走れないもう無理」って歩いてるくらいにはゆるいです。

7.エイドステーションでもらえるドーナツがめちゃくちゃおいしい

東南アジアのマラソンあるあるかもしれないのですが、エイドステーションのフードがとっても豊富です。チョコとかビスケットだけでなくて、グミやらワッフル的なもふもふ菓子もあります。その中でわたしがレベチでこれうまいとなったのがドーナツ。たしかハーフ過ぎてから、もはや30kmあたりで出現するエイドステーションにそれは鎮座してます。このドーナツ、ひとくちサイズで中にラズベリー系のジャムが入ってるんですけど、これがもうレベチ。エイドステーションがミスタードーナツに変わる瞬間です。
ただめっちゃ喉が乾くので食べ過ぎると喉が瀕死になります(一気に3つ食べて口死んだ系ランナーはわたし)

8.日の出は6時45分くらい、日が昇るとありえないくらい暑くなるから気をつけて

日の出時刻を把握しておきましょう。これほんとに大切です。
そもそも東南アジアのスタートタイムが早朝なのは、ごりごりに暑いから。つまり日が昇る=デッドオアデッドなところがあります。なのでレース計画がとてつもなく重要です。去年のわたしは少なくとも日の出前に30km地点に到達を計画していました。結論としてはこれが大成功。まじでバンコク暑い。4時間30分台でゴールしたんですけど、のこりの10km弱暑過ぎて瀕死でした。でも4時間台でゴールする設計にしておくと、ゴール付近で日の出と一緒に走れたりするので、太陽の動向はぜひチェックしておきましょうね。

9.ゴールから荷物を受け取るところまでが意外と遠いので、もはや荷物受け取り場所がゴールと認識しておくのが吉

ゴールお疲れさまです。もうヘトヘトかと思うのですが、あなたが荷物を預けている場合、そこから15分くらい歩く必要があります。おいおい、すぐ受け取れるんじゃないのかよ!と叫びたくなるのもわかるのですが、もう少しの辛抱です。
そして荷物受け取り場までの道、めちゃくちゃわかりにくいです。少なくともわたしは道に迷いました。スタッフにしょんぼりまる顔をして誘導してもらいました(´・ω・`)

10.TOYOTA主催なので、ゴール地点でごりごりの日本食弁当がもらえます。

このマラソンのプレゼンツは日本を代表するTOYOTA。そのためかはわからんのですが、完走すると完璧にホットモットを連想させるお弁当のサービスがあります。たしか種類があって選べるはずです。わたしは焼き魚と唐揚げが入ってるのにした記憶があります。これがまたうまい。もらう場所はすぐにわかります。異様に長い行列があるので、おそらくそこに並べば貰えます。でも念のため、並ぶ前にはその列であっているかちゃんと確認してくださいね。

11.ありがとう=コップンカ(男性)orコップンカー(女性)なので、これだけ覚えていきましょう。

このATMBの開催のために、レースが始まる前から、いろんな方がボランティアでわたしたちランナーを支えてくれています。レース当日もほぼ深夜の時間帯からずーっとボランティアの方は、ランナーが楽しく走れるようにサポートしてくれています。なので荷物を預けるとき、エイドステーションで飲み物や補給食をいただくとき、タイ語で「コップンカ」「コップンカー」と伝えてあげてください。暑くてしんどいかもしれないけれど、わたしたちを応援してくれて、サポートしてくれている人がいることを忘れないで。

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12.あとは楽しんで走るだけ、いってらっしゃーい🙌

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(去年完走したあとの写真、顔がしょっぱい…)

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