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書記の読書記録#6「コンピュータシステムの基礎」

iTEC「コンピュータシステムの基礎」についてのレビューと読書記録のまとめ。



レビュー

借りてみて思ったのは,想定外にデカかったってこと。指3本分はありそうな分厚さに怯んだ。

だが開いてみると,基本事項を広く浅くおさえたような,教養過程にありそうなテキストまんまだった。ITパスポートや基本情報技術者試験あたりを意識した,総論という位置づけだと思う(基本情報にしては簡単すぎかも?)。内容自体は簡単だと思う,これを起点にそれぞれの分野のテキストを攻略するのもあり。

そのデカさゆえに,あまり簡単に薦めるようなものではない。しかし網羅性に優れているので読む分には損しないと思う。


読書記録まとめ(9/8〜9/13)

# 1 p22〜103
・情報化社会の特徴:個別化,透明度の向上,グローバリゼーション・組込みシステム・基本概念:システム,データ,機能・情報加工:インプット,加工,アウトプット,データの記憶,コントロール・コンピュータの利点:スピード,正確性,高記憶性・5大機能:入力,記憶,制御,演算,出力・ビジネスシステム:SCM,FA,DSS,EIS・共通フレームとシステム開発ライフサイクル・コンピュータ以前の計算機:計算機械,統計機械,自動論理機械・コンピュータの登場:ENIAC,EDSACなど・クラウドコンピューティング


# 2 p106〜244
・入力装置・OCR,OMR・RFID・ディスプレイ・プリンタの種類・マルチメディア:画像,サウンドなど・主記憶装置,補助記憶装置・RAM,ROM・ハードディスク:セクタ方式の採用・光ディスク:CD-ROM,DVD-RAM,ブルーレイディスクなど・USBメモリの普及・CPUの構成:制御装置,演算装置,レジスタ,クロック・機械語:CPUが実行可能な命令・アドレス指定方式・数値データの表現:固定小数点数,浮動小数点数など・キャッシュメモリ


# 3 p248〜317
・OSの目的,ハードウェアの発展とともに・OSの構成:制御プログラム,言語プロセッサ,サービスプログラム・割込み:外部割込み,内部割込み・ジョブ,タスク・仮想記憶方式:セグメント方式,ページング方式・コンパイラ,インタプリタ・サービスプログラム:エディタ,デバックなど・プログラムの性質:relocatable,reusable,reentrant,recursive・仮想化技術の進展


# 4 p320〜457
・基数変換・浮動小数点数:符号,仮数,指数・コード体系・論理演算・グラフ理論,待ち行列理論・計算可能性,計算複雑性・データ構造:配列,レコード,リスト,木・アルゴリズム:ソート,探索・論理回路:フリップフロップ回路,加算回路・機械語プログラムの例:CASLⅡ・ファイル編成・データベース:ツリー型,ネットワーク型,リレーショナル・データの正規化・DBMS:3層スキーマ・SQL・障害回復機能・オブジェクト指向データベース・データウェアハウス・ビッグデータ


# 5 p460〜564
・データ通信=データ伝送+データ処理・データ回線終端装置:モデム,DSU,CCU/CCP・ネットワークアーキテクチャ・OSI基本参照モデル・通信サービス:ISDN,インターネットVPN,ADSL,FTTHなど・無線LANの接続:リピータ,ブリッジ,ルータ,ゲートウェイ・IPアドレス・電子メールプロコトル:SMAP,POP3,IMAP4・Webアクセス:HTTP・情報セキュリティCIA・暗号化技術:共通暗号鍵方式,公開鍵暗号方式・アクセスフィルタリング:ファイアウォール,DMZなど・リスク管理・情報セキュリティポリシ・不正アクセス禁止法


# 6(最終回)p568〜665
・バッチ処理,リアルタイム処理・クライアントサーバモデル・RASIS:信頼性,可用性,保守性,完全性,安全性・システムの稼働率・データのインテグリティ・誤り制御方式・RAID・システム開発の手順・開発の方法:ウォーターフォールモデル,プロトタイプモデルなど・E-R図・ブラックボックステスト,ホワイトボックステスト・進捗管理:ファンクションポイント法など・PMBOK・構造化技法・オブジェクト指向:継承,ポリモーフィズム・国際標準化団体・知的財産権・法規:不正アクセス禁止法,個人情報保護法など


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