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書記の読書記録#202「新・古典の学び方」

池田 政一「新・古典の学び方」のレビューと読書記録


レビュー

ここでいう古典とは,漢方医学や中医学のものを指す。現代における活用を知るのに古典は欠かせない。主に「素問」「霊枢」からの引用で,ほかに「難経」「傷寒論」「金匱要略」も取り上げている。原典や注釈だけで読むのは容易ではなく,本書のような解説本は助かる。


読書記録

# 1p3〜186
・易経・道教・天人相関思想・陰陽,五行・虚実・気血栄衛と津液・経絡

# 2p187〜326
・蔵象:肝と胆,心と小腸,脾と胃,肺と大腸,腎と膀胱,心包と三焦と命門・素因・内因:怒,喜,思,悲と憂,恐の驚・飲食:酸,苦,甘,辛,鹹・労倦・外因:風,暑,火,湿,燥,寒

# 3p327〜495
・病理と病証・病:寒熱,水滞,膝関節痛,痛みと麻痺,胃腸,咳と喘息,不眠と夢・望診,聞診,問診,腹診,脈診

# 4p497〜585
・気を感じる・治療の原則・鍼の深さ・治療の禁忌・選経,選穴・刺法


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