見出し画像

書記の読書記録#166「実践東洋医学 第3巻 臓腑理論篇」

三浦於菟「実践東洋医学 第3巻 臓腑理論篇」のレビューと読書記録


レビュー

第3巻は臓腑理論に関連する病態と治療について扱う。

全巻に共通して,特に有用なのが症例検討であり,頻繁に用いられる処方については本シリーズでカバーすることができる。


読書記録

# 1p5〜103
・五臓六腑,飲食物の代謝,相生相克・性と情,魂と魄,意と志,精と神・肝は疎泄を主る,女子は肝を以て先天と為す,蔵血・肝気鬱結,肝火上炎・肝陰虚,肝陽上亢・肝陽化風,熱極生風,血虚生風・釣藤散・肝経虚寒・加味逍遙散・心は血を主る,心は神を蔵す・心気虚証,心陽虚証,心陽虚脱,心血虚,心陰虚・甘麦大棗湯・心気血両虚,心気陰両虚・炙甘草湯・心火上炎・水飲凌心,痰迷心竅,痰火擾心・瘀血阻竅,心脈痺阻・女神散

# 2p104〜203
・脾の運化作用,統血作用・脾気虚,脾陽虚,脾不統血・脾虚生湿・湿邪困脾・中気下陥・補中益気湯・昇降失調・胃の受納,腐熟・胃気上逆,食積・平胃散・胃陰不足・麦門冬湯・肺の主気作用,通調水道作用,宣発と粛降・咳嗽と喀痰・肺気虚・外感病・葛根湯・寒飲,痰湿,痰熱・清肺湯

# 3p204〜287
・腎:精を宿す,水を主す,納気を主る・腎陽虚,腎陰虚・麻子仁丸,八味地黄丸,六味地黄丸・腎気不固・肝脾胃不和・白朮芍薬散・肝腎陰虚・心肺気虚・心脾両虚・帰脾湯・心肝両虚・酸棗仁湯・心腎不交・清心蓮子飲・脾腎陽虚・脾肺両虚・参蘇飲・肝火犯肺・腎不納気

# 4p294〜330
・傷寒理論・六経分類(太陽病,少陽病,陽明病,太陰病,少陰病,厥陰病)・桂枝湯・温病理論・衛気営血理論,三焦理論・銀翹散


本記事のもくじはこちら:


学習に必要な本を買います。一覧→ https://www.amazon.co.jp/hz/wishlist/ls/1XI8RCAQIKR94?ref_=wl_share