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書記の読書記録#465『物語北欧神話』(上下巻)

『物語北欧神話』(上下巻)のレビュー



レビュー

北欧神話は,キリスト教化される前のノルド人(ノース人)の信仰に基づく神話。北欧神話は北ゲルマン民族によって共有されていた信仰や物語が集約されたもので、神話は詩の形で口承により伝えられ、現存する神話についての知識は主にスノッリ・ストゥルルソンにより書かれた『エッダ』や、キリスト教化中またはその後に書き下ろされた、中世における他の版本に基づいている。

『エッダ』の内容をもとに現代語で読みやすくしたものである。「ラグナロク」をはじめとした終末論的思想が興味深いところ。


もくじ

上巻
序文/北欧神話の神々/始まりの前と、それから/ユグドラシルと九つの世界/ミーミルの首とオーディンの目/神々の宝物/城壁づくり/ロキの子どもたち/フレイヤのとんでもない結婚式/詩人のミード/用語集さ

下巻
トールの巨人国への旅/不死のリンゴ/ゲルズとフレイの話/トール、ヒュミルと釣りにいく/バルドルの死/ロキの末路/ラグナロク――神々の終焉/用語集/著者による覚書/訳者あとがき


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