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書記の読書記録#311『心理学 第5版補訂版』

鹿取 廣人,杉本 敏夫,鳥居 修晃,河内十郎(編)『心理学 第5版補訂版』のレビュー


レビュー

心理学の基礎事項がよくまとまっている,定番の教科書である。心理学といってもその幅は広い,そのことを確認する上でも本書が適しているだろう。


もくじ

I部 こころのありか
 1章 心理学の視点
  1.1 はじめに
  1.2 心理学の方法
  1.3 行動研究と心理学
 2章 行動の基本様式
  2.1 行動の水準
  2.2 感覚支配的行動
  2.3 習得的行動
  2.4 シンボル機能と発達レベル
  2.5 意識と行動
  2.6 意識の成立過程
 3章 発達――遺伝と環境
  3.1 遺伝と環境――行動発達を規定する要因
  3.2 発達的変化
  3.3 発達障害

II部 こころの働き
 4章 学習・記憶
  4.1 条件づけ
  4.2 技能学習
  4.3 社会的学習
  4.4 記憶
  4.5 学習・記憶の脳メカニズム
 5章 感覚・知覚
  5.1 感覚の分化と結合
  5.2 視知覚
  5.3 聴知覚
  5.4 触覚
 6章 思考・言語
  6.1 問題解決
  6.2 問題解決と認知発達
  6.3 知識
  6.4 推論と発見
  6.5 非言語的コミュニケーション
  6.6 言語的コミュニケーション行動の形成
  6.7 言語の特性
  6.8 脳損傷と高次機能の障害
 7章 動機づけ・情動
  7.1 食と性の動機づけ
  7.2 基本的情動
  7.3 親和動機づけ,活動と探索の動機づけ
  7.4 達成と自己実現の動機づけ
  7.5 フラストレーションとコンフリクト(葛藤)
 8章 個人差
  8.1 知能の測定
  8.2 知能の因子
  8.3 知能発達の要因――遺伝対環境
  8.4 性格
  8.5 パーソナリティ発達の要因
  8.6 パーソナリティの不適応・障害
 9章 社会行動
  9.1 社会行動の発達
  9.2 社会的認知
  9.3 態度と説得
  9.4 社会的影響
  9.5 対人魅力と対人関係
  9.6 集団の中の個人
  9.7 社会脳

III部 こころの探求
 10章 心理学の歴史
  10.1 「こころ」の概念
  10.2 精神医学の影響
  10.3 感覚の研究
  10.4 心理学の成立
  10.5 生物科学の発展とその影響
  10.6 科学としての心理学の展開
  10.7 心理学の現況


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