書記の読書記録#169「統計学のセンスーデザインする視点・データを見る目」

丹後俊郎「統計学のセンスーデザインする視点・データを見る目」のレビューと読書記録

新版 統計学のセンス ―デザインする視点・データを見る目― (医学統計学シリーズ1)

レビュー

既に優れた書評がある。

『新版 統計学のセンス』は統計学を「使う」人なら必携の書 - 渋谷駅前で働くデータサイエンティストのブログ

本書は，一通り統計学入門（東大の赤本レベル）を学んだ後に読むのが効果的だろう。主に医療統計の分野における実務への活用に役立つ。

なお注意点として，本シリーズの2巻以降は難易度が跳ね上がる（東大青本レベルでも容易でないくらい）。

読書記録

＃ 1p2〜52
・無作為抽出法・95%信頼区間・統計学的検定，ノンパラメトリック検定・比較する群の標本の大きさを等しくする・実験デザイン・比較可能性・無作為割り付け，層別無作為化法，最小化法・選択バイアス・交絡因子の調整・平均値±標準偏差の条件・パーセンタイルでの要約・層別解析・前向き研究：割合の差，割合の比・後ろ向き研究：オッズ比

＃ 2p54〜130
・平均値の比較，多群比較の手順・経過観察の研究デザイン・頻度の比較・用量反応関係の解析・イベント発生までの時間の比較・リスク減少率・非劣性検定・メタアナリシス

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